チャペルだより Chapel

聖句ピックアップ

梅花女子大学では、キャンパスライフの指針となる聖書のことばを
月ごとに提示し、学生教職員の人生の道しるべとしています。

スクール・モットー

(マタイによる福音書7章12節)

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」
とは、聖書の教えを完成させることばとして知られています。
キリストはこの教えを、敵を愛するという教えにまで発展させ、自ら実践されました。
人と人との関係が希薄になり自己本位な立ち振る舞いが悲しみをもたらす時代、自らの現実を受け入れ、隣人を慈しみ、
そして、他者をおとしめようとする敵意からの解放を訴えるメッセージとして、今も、光かがやいています。

主の祈り

主の祈り 主の祈り

「主の祈り」とは、イエス・キリストの生涯をたどった福音書の中で、祈りのことばを求める人々にイエスが伝えた祈りです。
イエスの時代のお祈りは、ごく一部の人に限られておりことばも難しいものでした。
イエスは、日々の暮らしの中で汗を流す人、こどもたち、子育てに励む人、社会から排除された人、病に苦しむ人の希望として祈りのことばをわかちあいました。
梅花女子大学の創立者澤山保羅先生も、このお祈りを大切にされました。
わたしたちは時々、何をどう祈ったらよいのか分からなくなることがあります。
しかし、「主の祈り」を学ぶならば、
何をどう祈ったらよいのかが分かります。

梅花女子大学 宗教部