梅花女子大学における初年次教育 ~「初年次セミナー」~
本学独自の初年次教育の一環として、「初年次セミナー」の授業を1年次に開講しています。この授業は、「キャンパスライフをスタートしよう」「将来の進路を視野に入れながら、学びの基礎固めをしよう」という二大要素からなります。
まず、新入生がスムーズに大学の授業や学生生活に入れるよう、周りの環境(学生・教員)との人間関係を築きながら、様々な支援を行います。また、「GPS-Academic」というアセスメントテストにより、問題解決力を測定し、今後の大学での学び方について考えます。さらに、授業の受講方法(レポートの書き方やPC教室・図書館の利用方法、研究倫理など)、グローバルな視点の養い方、学科の学びとキャリア設計などについて学びます。
社会的・経済的に自立した女性をめざすキャリア教育
経済活動のグローバル化や情報社会の進展により、現代社会を取り巻く環境は複雑化し大きく変動しています。その中で、仕事において求められる要素も変化し、性別や国籍などにかかわらず多種多様な特徴や能力を持った人材が求められています。また、人口減少と少子高齢化が進む日本経済の活力をもたらすために、女性の活躍が強く期待され、女性の社会参加と就労拡大が求められています。
このように複雑化と国際化が急スピードで進む社会では、大学を卒業した人材の備えておくべき能力として、国際社会に通用する教養や専門知識が求められることはもちろんのこと、変化に対応できるチャレンジ精神、自ら課題を発見してそれを解決していく問題解決能力、そして、多様な人々との協働に必要なビジネスマナーやコミュニケーション能力などが求められています。
そのような人材育成を目標として、本学では単なる専門的な知識の教授に終始せず、学生の社会的・経済的自立に向けた知識・技能・態度をはぐくむ「キャリア教育」を教育の中心に据えています。学生一人ひとりにふさわしいキャリア形成の実現を大学の教育活動全ての場を通じて支援しています。
本学は、創立以来、他者への愛と奉仕の精神を備える自立した女性の育成を建学の精神としています。この精神は、世界がオンラインで結ばれ、コミュニケーションの在り方が多様化する今日においても変わりありません。オンライン上でソーシャルメディアを利用する際にも、梅花女子大学の学生として品位ある言動を心掛け、一人ひとりが法令を遵守し、社会的な義務と責任が伴うということを強く意識してください。
生成AIは急速に私たちの身近になってきています。生成AIは学びに大きく役立つ可能性があるのと同時に、学びの阻害や知的財産権侵害の可能性などの様々な問題もあり、今後の動向に合わせて使い方を学んでいく必要があります。生成AIは発展途上の技術であり、その可能性と課題には不透明な部分が多く残されています。さらに、この技術を社会に取り入れるための制度整備も、これからの議論が必要とされています。学生の皆さんは、AI リテラシーを充分身につけた上で、学修や研究において生成AI を適切かつ積極的に利活用しましょう。
教育連携協定校
本学では、相互の教育充実・発展を目的として連携協定を結び、交流を通じて新たな学びの場を創造することに取り組んでいます。
高大連携授業の取り組み
本学では、大学での学びの選択を円滑に行うため、大学と高等学校の連携授業を実施しています。
目的
高校生に大学(本学)の学びの一端を紹介することにより、大学で学ぶことの意義や、学問の面白さを理解してもらい、卒業後の進路選択として大学(本学)進学への意欲喚起を図ることを目的としています。
ご希望がございましたら、下記までお問い合わせください。
梅花女子大学 入試センター
TEL : 072-643-6566(直通)
FAX : 072-643-6137
MAIL : nyushikun@baika.ac.jp