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管理栄養学科山田恭正教授らの研究グループの論文が科学雑誌『Cancers』に掲載されました。
梅花女子大学管理栄養学科の山田恭正教授は、京都府立医科大学大学院医学研究科分子標的予防医学の渡邉元樹講師らの研究グループと、産業技術総合研究所の亀田倫史主任研究員らと「延命草の苦味成分 ラブドシアノンIが大腸がん細胞の増殖を抑制する」分子メカニズムを解明しました。本件に関する論文が、科学雑誌『Cancers』に2021年2月26日付けで掲載されました。
本研究に用いたシソ科の生薬、延命草(別名ヒキオコシ)には、弘法大師が行き倒れた旅人に煎じて口に含ませると、余りの苦さで病人を引き起こしたという故事来歴があり、最近まで食品用苦味料としても利用されていました。
今回、延命草から分離した苦味成分ラブドシアノンIが、大腸がんの増殖を抑制するメカニズムを発見。今後『新たながん治療薬や予防薬の開発 』につながることが期待されます。
科学雑誌:Cancers
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