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第16回ACジャパン広告学生賞「テレビCM部門」にて、遠山ゼミの作品が優秀賞受賞!

第16回ACジャパン広告学生賞「テレビCM部門」にて、遠山耕二ゼミの作品が優秀賞に選ばれました!

遠山ゼミでは「広告」について学んでおり、毎年、幅広く学生広告のコンテストに作品を応募しています。特に、ACジャパン広告学生賞には毎年応募しており、2019年度の4年生の応募作品は「支援物資」、「海洋プラスチック問題」、「車いす」、「優先座席」という4つのテーマで、卒業制作を兼ねて制作されました。

ACジャパン広告学生賞は、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的に2005年に設立されたものです。

今回、受賞した作品のテーマは、「支援物資」です。支援物資は被災地や被災者などの生活を支援するために送られる食料・飲料・衣料・医療品などの総称ですが、SNSなどで情報が拡散されるようになって、災害のたびに各地から善意で広く寄せられるようになっています。梅花女子大学でも2018年の大阪北部地震と台風21号を経験しており、学生たちは災害による被害やその後の停電や断水、店頭における生活必需品の品切れを目の当たりにしていますので、身近なテーマでした。

支援物資という言葉は知っていても、どこにどうやって送ったらよいのか、どうすれば役に立つのか、実際には知らないことも多いものです。寄せられた善意が被災地の負担にならず、きちんと活用されるように、支援物資について広く知って頂き、実際に支援物資を送るきっかけになりたいと、学生たちが企画しました。

支援物資についての情報が多く存在するなか、たった30秒のCMで最も伝えたいことを、視聴者にわかりやすく印象深く伝えなくてはいけませんが、支援物資の送り方に焦点を当て、学生自身で企画・撮影・編集を工夫した結果の受賞です。この経験が卒業後の活動の糧となることを願っています。


受賞作品
○作品名:支援物資の送り方
〇テーマ:ボランティア
○制作者名: 大西実花、花田真依、遠山耕ニ、猪奥誠喜、中筋芙美