8学科の教員があなたをサポートします。

口腔保健学科

畔地 美紀

教授

畔地 美紀

アゼチ ミキ

担当科目
口腔保健学概論 / 歯科健康教育I / 基礎実習 / 臨床・臨地実習I(一般歯科診療所)/ 臨床・臨地実習II(専門歯科診療所)/ 臨床・臨地実習III(病院歯科)/ 地域歯科保健実習I(障害者・高齢者施設)/ 地域歯科保健実習II(保健施設)/ 地域歯科保健実習III(教育機関)/ 口腔保健研究演習I・II
研究分野
●厚生労働省補助金ベーチェット病に関する調査研究
●競争的資金等の研究課題 / 大型放射光施設利用研究推進(人類の金属曝露の評価に関して)
●官民特定共同研究(学校環境の衛生学的評価に関する研究)
私のチャレンジ
「ピンチはチャンス」人生には何が待ち受けているか分かりません。阪神淡路大震災で被災した時、人生の岐路に立った時、この言葉を心に念じチャレンジの連続でした。

歯と口は生命維持だけでなく、全身の健康や社会性にまで大きな役割を果たしています。歯の病気や欠如、異常・障害は口腔機能を低下させ、食欲が低下します。その結果体力が低下し、活動量が減ります。活動量が減れば人と会うことや、外出する意欲が減退し、会話する機会も減ります。そうなるとますます口を使わなくなり、さらに口腔機能は低下する負のサイクルに陥り、健康寿命に影響を与えます。寝たきりになると家族の介護が必要となり、医療費や介護費の増加による家計費への更なる影響も懸念され、医療費の増加は国家予算を圧迫して社会問題へと発展します。
幸せな老後と持続可能な社会の為に、歯科衛生士の社会における役割と重要性を教授する予定です。
歯科衛生士といえば歯科医院に勤務している「やさしいお姉さん」のイメージが強いと思います。大学・大学院で学び、研究者としての地位を確立し、また地域社会に根づいて人々の健康を担う歯科衛生士の活躍は目覚ましいものです。口腔疾患と全身の健康との関連も多くの研究で明らかになりました。私の研究体験を授業を通して披露することで、予防歯科を主な業務とする歯科衛生士の求められている役割を認識していただけるのではないかと期待しています。

受験生へのメッセージ
教師だからといって間違いがないとは限りません。常に「本当かな?」と批判的に受講し(反抗的な態度とは異なります)、教本や文献等で確認する努力を惜しまず、知識や技術を確実に獲得することが重要です。有能な歯科衛生士をめざすのに、近道はないと考えます。

私のイチオシ授業

口腔保健学概論
歯科衛生士の歴史・業務内容・職域・関係法規等歯科衛生士の誕生から現在に至るまでの変遷について学び、保健・医療・福祉の分野における役割について理解を深めます。また、医療職に求められる倫理、コミュニケーション能力、責務の重要性を理解するとともに、歯科衛生士の各活動分野と各分野における必要な知識・技術・態度を学習します。また海外の歯科衛生士についても学び、現在求められている社会的ニーズを理解し、将来の歯科衛生観や歯科衛生士像についても考える基礎とします。
社会情勢の変化とともに歯科衛生士の働く領域が拡大し、社会的ニーズも多様化してきました。口腔保健学概論は入学して間もない学生が、歯科衛生活動を展開するための専門知識・技術ならびに態度を学び、身につけるスタートとして位置づけています。広い社会を視野に入れ、各自が「将来めざす歯科衛生士像」を追求する足掛かりになればと期待して本講義を展開します。
学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
学生を中心(学生に迎合するのとは違います)に、将来自立できる人を育てたいと考えています。「暗記=勉強」ではなく自分の頭で考え、疑問を持ち、論理的思考で問題解決ができることが重要だというのが私の信念です。学生と会話しつつ、双方向の授業を心がけています。
学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
歯科衛生士という職業に対して全く興味を示さず、受講態度も芳しくなかった学生が、ふとしたきっかけで職業観に目覚め、精いっぱいチャレンジすることで達成感や充実感を得、人間的にも成長する姿が最も印象に残っています。
梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
まだ、梅花女子大学の教員としては緒に就いたばかりです。他校での教員経験を披露するなら、歯科衛生士の何たるかも知らずに入学した学生が専門知識・技術ならびに態度を学ぶにつれ、徐々に歯科衛生士の顔になり、専門家の卵とし巣立っていくのを間近に見守ることができるのが1番の醍醐味でした。
梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
私は若い頃から、失敗や無謀さをあまり恐れず、ある意味無鉄砲だったのでしょう。“ダメでもともと”と、思い切って大きい目標に挑戦できたのが幸いでした。学生の間の失敗は許されます。大いに失敗して反省し、次に成功すればいいのです。積極的にチャレンジして、成功の種をたくさん撒くこと。学生生活と現実社会とのギャップを可能な限り縮小すること。それを援助するのが私の使命だと考えています。

座右の銘

成功の反対は失敗ではなく「やらないこと」だ
サッカー日本女子代表監督である佐々木則夫氏の言葉です。失敗を恐れないで果敢に挑戦する先に、当人にすら予期できない成功への道が開けることを示唆していると解釈しました。小さいことでも継続し、1歩が次の1歩につながり、その積み重ねが成功の秘訣。一流を極めた人の生き方には信念があり、発する言葉は重みや説得力を持ち、人々の心に響くのです。

プロフィール

保持資格 歯科衛生士
受賞歴 大阪府知事表彰大阪府歯科保健活動事業功労賞
趣味 自宅の庭で野菜栽培

img_next01

詳細(教員データベース)