准教授
塩谷 尚正
シオタニ タカマサ
- 担当科目
- 問題発見・解決セミナー / 社会調査実習 / 心理学実験 / 消費者行動の心理 / 心理学演習ⅠA・B / 心理学演習ⅡA・B
- 研究分野
- 社会心理学
- 私のチャレンジ
- 努力を継続すること。新しい挑戦だけでなく、日々の中に課題を見つけて改善を続けることもチャレンジの本質だと思います。
- 私のエレガンス
- 努力の継続の先にエレガンスを身につけることができると思います。
社会心理学は私たちの生活の中のあらゆる出来事が研究対象になりえます。言い換えると、私たちはだれでも社会心理学の研究の種を見つけることができるということです。学問はかたく難しい側面もありますが、その内容を具体的で身近な物事に置き換えると学生も興味を持ちやすくなります。私は、社会心理学に限らず担当する科目ではどれも、その内容をなるべく学生にとって身近な例で説明できないか、といったところを常に想像して授業の準備をしています。
私の研究テーマのひとつは「緊急事態における行動」です。近年は大きな災害を身近に感じる出来事が多く起きています。そのため、災害発生時のいざという行動がどのようなものになるのか、という話は興味を持ってくれる学生が多いように思います。そのほかに、大学生のキャリア意識の研究にかかわったことがあり、私自身が一般企業での就職経験があることから、キャリア発達やビジネス場面での心理学の話も学生が興味を持ってくれていると感じます。
- 好奇心を大切にしてほしいと思います。なぜそうなるのだろう、それからどうなるのだろうという疑問が次々とわいて、その答えを自分で探そうとする好奇心が学びにとって重要です。
- 社会調査実習
- 学生自身でテーマを考えて実際に調査をする授業です。関心のあるテーマを突き詰めていき、データを取り、分析して発表するということを1年かけて行います。
調査研究の出発点は素朴な思いつきです。ただしそれを意味のある調査の形にすることが難しい。そのプロセスを乗り越えることで、世の中の見え方が変わると思います。
世の中のあらゆる物事の見方、見え方は一通りではないということ。さらに自分にはまだ見えていない世界の広さ、その世界に踏み出すことができる可能性がだれにでもあるということを学んでもらえればと思います。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- 言葉を丁寧に拾って、誤解や食い違いをすり合わせていくことにいつも気をつけています。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 授業課題やレポートに「しんどかったけどやってよかった」や「先生のゼミで学びたい」といってもらったこと。
- 先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか?
- 鏡。自分のやっていることが正しいかどうかを映し出してくれる。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- チャレンジすべき課題は常に一人ひとりの中にあるものです。それを一緒に見つけてチャレンジしようとする教員がいるということが「梅花だからこそ」だと思います。
- 地の塩 世の光
- 目立たない存在だが無くてはならない、世の中に役立つものという意味で独自に解釈して、自分もそのような存在になりたいと思っています。
受賞暦 |
平成25年日本応用心理学会学会賞(奨励賞)
日本リスク研究学会第26回年次大会発表論文賞 |
こだわり |
物事のいい面をみる、どうしても嫌なことは忘れる。 |
感銘を受けた作品 |
ブッダ(手塚治虫) |
性格を一言で |
真面目と呑気 |
チャームポイント |
笑顔 |