梅花歌劇団「劇団 この花」発表会ファーストパフォーマンスにおきましてたくさんご来場いただき、
また熱いご声援を賜り誠にありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。
当日は多くの方々のご支援を賜り、梅花歌劇団「劇団 この花」第1回発表会を開催できましたことを心より感謝申し上げます。
当劇団は昨年4月、「学問と舞台芸術の融合」をテーマとして誕生いたしました。謝 珠栄先生は、「幅広いテクニックを身につけなければ奥深い表現は出来ない」と言われます。そして、その指導理念のもとに前期は様々な分野の先生方が基礎・基本の習得に重きを置かれました。初年度の公演計画は、時間的にとても難しい状況でありましたが、結果的には謝先生に無理を承知でお願いをして実現に至ったのでございます。
本公演は謝 珠栄先生 原案・演出・振付、正塚 晴彦先生 原作の作品です。そして、本公演には平澤 智氏がタック役として華を添えていただくことになりました。先生方による懸命の演技指導は日を追う毎に壮絶を極め、見るものにして近寄りがたいものがございましたが、劇団員ならびに研修生のみなさんは臆することなく嬉々として日々学問との両立に努め、その時々のシーンで輝く女性を演じながら、一番大切にしているものは何かを問い続ける旅へと羽ばたいてくれたと信じています。
まだまだ未熟な点も多々あるかと存じますが、「学び培った優れた土壌の上にこそ美しい“この花”は咲く」をモットーにこれからも団員一丸となって頑張る所存です。
終わりに、開催にあたり、惜しみないお力添えをいただきました謝 珠栄先生をはじめスタッフの方々に厚く御礼を申し上げます。
この度は梅花学園 劇団「この花」の第1回パーフォーマンスにお越しくださりありがとうございます。
劇団「この花」は昨年2016年4月に誕生し、まだまだ蕾の様な状況ですが、これからどんな形や色や匂いを持つ花を咲かせるのだろうと皆様に想像していただきたく、今回上演することになりました。
現在は、大学生を筆頭に高校1年生までの42名の少女達がエンターテイナーとして必須な歌、踊り、演技、殺陣、日舞等の技術を学ぶため多くの講師の方達の授業を受講しています。しかし、週一回のため、まだまだ技術を習得するには致っておりません。
それでも、彼女達の芸に対する情熱を持って公演すれば、きっと皆様を笑顔にさせてくれると信じています。
今回のこの舞台上演をすることにより劇団員のみんなが芸に対する厳しさ、難しさ、そして真の喜びも知り大きく蕾を成長させていることを願います。
舞台は、古き良き時代のアメリカ。
貧しく愛に飢えたストリートチルドレンの少年たちと
言葉を失った少女ミュー。
そんな彼らの前に
空から舞い降りふらりとあらわれて物語を残すタック。
エンジェルたちがストーリーテラーとなり
少年たちと少女ミューが
タックの姿に心を開いていく
ミュージカル「タック」の前編をお届けします。