教授
近藤 眞理子
コンドウ マリコ
- 担当科目
- 問題発見・解決セミナー / Reading WorkshopⅠ・Ⅱ / 留学試験の英語Ⅰ・Ⅱ / TOEICⅠ・Ⅱ / 国際英語演習Ⅰ・Ⅱ / 英語圏の文学 / 児童文学原論Ⅰ(大学院科目) / 児童文学特殊講義Ⅰ・Ⅱ(大学院科目)
- 研究分野
- イギリス小説(ヴィクトリア時代) / イギリス児童文学
- 私のチャレンジ
- 数年前から、イタリア語を始めました。今勉強していて痛切に感じることは、記憶力の衰えです。単語がなかなか覚えられません。学生の皆さん、若いうちに存分に勉強しておいてくださいね。今、イタリア人のイケメンの先生に”Piano, piano”(ゆっくり、少しずつ)と慰められながら、励んでいます。
「英語圏の文学」ではイギリス小説を通して、当時の女性たちがどのように生きていたかを、女性作家、ヒロイン、女性読者という観点から考察しています。
- さまざまな角度から、女性としてのご自身の生き方を考えようとする方とともに学んでいきたいです。
- 英語圏の文学Ⅱ
- 文学離れが叫ばれて、久しいです。ネット中心の慌ただしい社会では、ゆっくり物語を読むこともあまりないかもしれません。
この授業では、皆さんが普段読まないような19世紀イギリス小説、女性を描いた作品を取り上げます。書物で読むと時間が足りなくなるので、映画化されたものを使って、当時の女性たちがどのような社会背景のもと、どのように生きていたのを考えます。一見かけ離れて見える200年以上も前の女性たちも、心情的には現代の私たちとそんなに変わりません。彼女たちの生き方が、今の私たちの生活とつながっていることを知れば、彼女たちに共感することができます。
私たち個人の人生は一度きりですが、物語を読む(観る)ことで、違う人々の人生も体験できる、それが文学の醍醐味です。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- 学生たちの言葉に耳を傾けること。彼女たちに対して一方的なアプローチにならないように気をつけているつもりです。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- ずいぶん前になりますが、文学の授業に出ていた学生さんが就職活動をしている際に、企業の方からお気に入りの作家を聞かれて困ったことがあったそうです。そのとき彼女はとっさに私の授業を思い出してくれて、取り上げていた作品が好きであったのを思い出し、その作品について詳しく話すことができたということでした。
授業で紹介した作品が1人の学生にとって新しい世界を開き、それが就職のときに役に立つということを知って、大変うれしかったのをおぼえています。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- 入学直後はまだまだ少女であった学生たちは、卒業までにさまざまな経験をして、1人の大人の女性となっていきます。彼女たちのそうした成長をそばで見ていられること、これに尽きると思います。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- 自分の可能性を最大限試せること。
- 特にありません
- 強いて言うなら、特に座右の銘を持たないことが、私のモットーなのかもしれません。そのときそのときをしなやかにやり過ごし、いつも愉快に過ごすこと、これが私の理想の姿です。ただし、嫌いな言葉は「無責任」です。
趣味 |
陶芸 |
こだわり |
良心に従って生きること |
性格を一言で |
心配性だと家族には言われる |
チャームポイント |
すぐにふざけてしまう |
休日の過ごし方 |
朝寝坊 |