2015年、「ビジネスマネジメント」の授業にて、梅を利用した中田食品の商品企画を考えるワークショップを開催
中田食品から商品について学び、凸版印刷から企画の立て方やマーケティング、プレゼンの方法について学ぶ。
これまで梅花と様々な取り組みを行ってきた凸版印刷のマッチングにより、梅花の名前にちなみ、オリジナル梅商品の開発に挑戦することに。2015年、「ビジネスマネジメント」の授業で、梅を利用した中田食品の商品企画を考えるワークショップがスタート。授業の最終プレゼンでは、パスタソースや和紅茶、スープ、和菓子、鍋つゆなどを提案。試作品はどれも高評価を受ける味わいだった。2016年、商品の販売先としてイオンリテールがコラボに加わり、コラボは第2章へ突入。学生たちによる商品決定プレゼン&コラボ試食会が実施され、前年のラインナップから商品を厳選。最終的に「梅豆乳鍋つゆ」の商品化が決定した。2017年、ついに「梅なでしこ鍋」が誕生!中田食品のナショナルブランドとして、全国の「イオン」「イオンスタイル」店舗で販売された。コラボは、「梅なでしこ鍋」をよりおいしく食べるためのさらなるレシピ考案という新たな学びにも発展。食文化学科&管理栄養学科から116ものレシピが寄せられ、うち5つが、発売を記念して梅花で開催された合同記者発表会&試食会にて紹介された。
豆乳と紀州南高梅を掛け合わせた鍋つゆ。まろやかなコクとさわやかな酸味が絶妙にマッチした体温まる一品。中田食品にとって課題だった、冬に需要が落ちてしまう「梅干し」を冬の風物詩に使い、販売促進を促したことが大きく評価された。鍋を楽しんだ後には、ひかえめな酸味とさっぱりした甘みが特徴の、中田食品の紀州南高梅「梅なでしこ」を加えた、“梅チーズリゾット”も堪能したい♪
2017 発売
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2015年、「ビジネスマネジメント」の授業にて、梅を利用した中田食品の商品企画を考えるワークショップを開催
中田食品から商品について学び、凸版印刷から企画の立て方やマーケティング、プレゼンの方法について学ぶ。
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企画・プレゼンテーション
上がっていた13の企画案の中から各チームが1案を選択し、最終プレゼンと試作品を披露。この時の審査ではパスタソース「オリーブ・梅のさっぱりパスタソース」が最優秀賞、和紅茶「うめはな」が優秀賞に輝いた。
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2016年、イオンリテールがコラボに加わり、商品化決定プレゼンが開催
現実的な商品化に向け、学生によるプレゼン&コラボ試食会を実施。審査の結果、商品化は「梅なでしこ鍋」に決定!
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2017年、「梅なでしこ鍋」発売!
中田食品の商品を使った「梅なでしこ鍋」が全国イオンで販売スタート!
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記者発表会
梅なでしこ鍋の発売を記念して、合同記者発表会&試食会が、梅花女子大学の学生会館で開催された。
梅花女子大学生×中田食品(株)×凸版印刷(株) Comment
コラボレーションの中で得られた学びや経験、現場での声。
多くの人の手に取ってもらいたい
2年生の時からかかわってきた産学連けが形になってとてもうれしいです。味はもちろんのこと、パッケージデザインにもかかわらせていただきました。ぜひ、店頭で多くの人に手に取ってもらいたいです。
梅花女子大学
食文化学科 卒業生
Aさん
商品開発の大変さを学んだ
1つの商品を開発するのに、たくさんの人がかかわり、膨大な時間がかかるということを学びました。私が発案した和紅茶は商品化には至りませんでしたが、梅なでしこ鍋のサポートができてよかったです。
梅花女子大学
食文化学科 卒業生
Aさん
新しいおいしさを求める消費者から注目
産学連携によって考案・開発された「梅豆乳鍋つゆ 梅なでしこ鍋」が、店頭販売に至りましたこと、とてもうれしく思っております。学生さんたちの若々しい感性と発想から生まれたレシピは、食のプロでは思いつかないアイデアに富んでいて、新しいおいしさを求める消費者にも注目され、たくさんお買い上げいただけたと思います。
中田食品株式会社
代表取締役社長
中田 吉昭さん
若いニーズをしるきっかけに
梅花女子大学様とは、“梅”つながりというご縁もあり、弊社の梅を使ったコラボ商品の提案をいただきました。学生のみなさんに食べてみたい商品アイデアを教えていただき、若いニーズを知るきっかけにもなりました。
中田食品株式会社
営業部
岩本 幸一さん
ニーズとシーズがマッチした素晴らしい企画
「早くから社会とのかかわりを持たせる」という教育方針を伺っておりましたので、この「梅なでしこ鍋」のプロジェクトはまさにニーズとシーズがマッチした素晴らしい企画だったように思います。梅干しの試食会でみなさんが見せてくれたキラキラとした表情も印象に残っています。
凸版印刷株式会社
西日本事業本部
関西事業部
ソーシャルイノベーションセンター
末吉 敬子さん