教授
今井 正司
イマイ ショウジ
- 担当科目
- 教育・学校心理学 / 学校カウンセリング
- 研究分野
- 臨床心理学 / 特別支援教育 / マインドフルネス / 新世代認知行動療法
- 私のチャレンジ
- 成功したいという目標達成の想いよりも、失敗してもやる価値があると信じて行動することをチャレンジだと思っています。
- 私のエレガンス
- 誰かと比較して目立とうとすることではなく、誠実であることに価値をおいて生きようとする姿勢はエレガンスだと思います。
学校やクリニックでのカウンセリング経験をもとに、数多くの事例を紹介しながら、心理学の理論と支援方法について授業を展開しています。最先端の教育学や脳科学の知見を取り入れながら、子どもたちがのびのびと学べるような方法について、学生のみなさんと一緒に考えています。
- 大学ではたくさんのことを学ぶことができます。高校生の時には興味がなかったり、苦手だと思ったりする分野であっても、「やっぱり学んでみたい!」と思える環境が大学にはあります。SNSでも学ぶことができる時代ですが、本物の知識を確実に得られるのが大学の良いところです。やってみたいという想いを大切に大学受験に挑んでください。梅花女子大学でお待ちしています!
- 教育・学校心理学
- 学校で子どもたちが悩んでいることの多くは「勉強」と「人間関係」だと思います。ひとはどうやったらやる気が出るのか、苦手科目をどうやって克服するのか、集中力を身につけるにはどうしたらいいか、どうして人間関係が難しくなってしまうのかという悩みを科学的に解明し、実際の効果的な支援方法について学びます。脳科学や行動分析のアプローチからも学びますので、集中している時や焦っている時の脳の活動状態を実際にリアルタイムでモニターに映しながら観察することをします。自分の脳の特徴を知りながら、子どもたちの脳の発達に合わせた「勉強」と「人間関係」の調整方法を一緒に考えます。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- 学生さんのアイデアや考え方を何より重視しています。大学生になると卒業研究を行いますが、どんなテーマであっても科学的な手法を用いて一緒に完成できるまで頑張ります。たとえば、「ぶりっこ」とはどんなことかを科学的に解明した教え子がいました。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 多くの教え子が大学卒業後に、卒業研究を学会発表していることです。また、大学院生のほとんどの教え子が、オリジナル・テーマで学会賞などを受賞していることです。自分のやりたい研究テーマについて熱心に取り組み、完成させる姿は素敵だと思います。たくさん学びつつ、たくさん遊んでいる姿を見るととても嬉しく思います。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- チャレンジ & エレガンスを追求する学生や先生方と一緒に教育や研究を深められることだと思います。
- 先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか?
- 大切な気づきを与えてくれる存在です。新鮮な刺激をもらいながら、教育と研究を一緒に作り上げていく仲間だと思っています。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- 少人数教育を可能にしている教員数の多さと、「副専攻」という学びを拡大できるシステムによって、「なりたい自分になる」ということに真剣にチャレンジできることです。そして、目標が変更になっても、柔軟に対応できる環境が梅花女子大学にはあります!
- Stay hungry, stay foolish
- Appleの創業者スティーブ・ジョブスの言葉です。人からは馬鹿らしいと思われることも、自分を信じて生きていこうとする姿に憧れているからです。
保持資格 |
臨床心理士、公認心理師、特別支援教育士スパーバイザー、指導健康心理士 |
受賞歴 |
早稲田大学大隈記念奨学金奨学生、不安障害優秀発表賞、健康心理学会優秀発表賞、認知療法学会優秀論文賞、発達教育研究奨励賞など |
趣味 |
大きな観葉植物を育てることです(バオバブという木を種から育てています) VoicyというSNSラジオで毎日放送をしています。 |
特技 |
気配を消すことができる、焦っていないフリができる |
自慢できること |
苦労を乗り越えてきたこと、運の良さと悪さが半々なところ |
こだわり |
正しいと思うことを誠実に行動すること |
感銘を受けた作品 |
遠藤周作『沈黙』 |
性格を一言で |
(心理学者なのにわかりません・・) |
チャームポイント |
いろんなことに興味がもてること |
休日の過ごし方は? |
家族と何気ない時間を過ごしています |