准教授
露口 小百合
ツユグチ サユリ
- 担当科目
- 調理理論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ / 調理科学演習 / 総合調理実習Ⅰ / 調理学実習Ⅰ・Ⅱ / 食文化演習Ⅰ・Ⅱ / 卒業研究Ⅰ・Ⅱ
- 研究分野
- 調理科学 / 食生活学 / 食品科学
- 私のチャレンジ
- これまで周りの方々にお世話になりながら、食に関連する仕事・研究を続けてくることができました。食に関する研究にさらに磨きをかけ、その知識・情報を学生の皆さんに伝えていくことが私の使命だと思っております。
- 私のエレガンス
- 日本の四季折々から得られる感性は素敵なものです。食の旬もおしゃれも生活そのものも、季節感を楽しむことで美意識を高めることができると感じております。
おいしい料理をつくるためには調理技術を身につける必要がありますが、なぜその調理法なの?なぜその調味料を使うの?という問いかけが大切になります。食品は加熱(煮たり、焼いたり)すると成分が変化して、調理の幅が広がりますが、そこには調理による化学変化が存在します。そういう身近な調理の科学、理論を具体的な画像を交えて楽しく授業を進めて行きます。また、調理の中には調味料を入れるタイミングを変えるだけでさらに美味しくなることがあります。基礎的な技術と理論を合わせ持つことが大切だと思っております。
- 食べることでもつくることでもダイエット法でも、食に興味を持っている方はぜひ一緒に食のおいしさ、食の科学を追求しませんか?
- 総合調理実習
- 1・2年生の調理実習で調理技術を磨いてもらい、その応用として3年生で受講してもらう総合調理実習という授業があります。学生が実際にメニュー考案を行ってそれを試作し、試作を重ねて改良し、本番ではお客様(学内の教員や職員・学生)に西洋料理・中国料理・日本料理などのコース料理をサービスします。その中で、私はメニュー考案のための献立作成法、大量調理法、栄養価計算・PFC比・概量や調味パーセント、テーブルマナー・テーブルウエア・テーブルコーディネート・サービス、衛生面・調理施設・設備などについて学生に教えています。はじめは、メニュー考案も不安そうにしていた学生が、徐々にレシピをアレンジし、メニューを改良していく姿を見ると、嬉しくなります。栄養価計算も、回を重ねるごとにほとんどの学生が食事摂取基準との比較やPFC比の栄養バランスも出せるようになります。
梅花女子大学の調理師養成課程では、調理技術を磨き、料理を美味しそうにコーディネートすることは勿論ですが、栄養面もきちんと理解できる学生に育てていきたいと思っております。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- 学生のみなさんが授業についてきてくれているのか、しっかりと反応を見て、意見を聞くようにしています。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 食品を持ち込んだり、画像を見せたり…理解してもらうために試行錯誤の連続ですが、学生から好きな授業だと言ってもらえたとき、嬉しかったです。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- 素敵なキャンパスで、大好きな「食」のことを学生のみなさんと一緒に学ぶことができるところです。
- 先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか?
- 私はサポートする側だとは思っていますが、学生のみなさんの斬新な発想にふれることで、新鮮な気持ちになることもあります。私の人生にとって、とても大切な存在です。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- この素敵なキャンパスで季節を感じながら、調理の技術と理論を構築することができます。それにより、美味しいメニューづくり、レシピのアレンジができるようになり、食の知識も豊かになっていきます。資格や就職のことは勿論大切ですが、それ以上に食は人生における糧であり、重要なものだと確信しております。
- 諦めなければ必ず道はある。必ず。
- 望みはすぐには叶うとは限りません。しかし、諦めずに努力していれば回り道をするかもしれないですが、その人に相応しい道が開けると信じています。
保持資格 |
管理栄養士、高等学校専修免許、フードコーディネーター、テーブルコーディネーター |
こだわり |
今を大切に、人との出会いを大切にしたいです。 |
趣味 |
おいしい料理を食べること。街を散策して素敵なものを見つけること。 |
特技 |
ピアノを少し。 |
感銘を受けた作品 |
「トレンツ リャド」原画や版画に魅了されます。
「Les Miserables」「THE SOUND OF MUSIC」
ミュージカルや音楽が好きです!
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休日の過ごし方 |
普段はのんびり自宅で過ごすことが多いですが、ときどき出かけることでリフレッシュしています。 |
性格を一言で |
穏やかな性格と言われます。 |