社会調査入門

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
14223   教養 後期 1・2・3・4 2 長松 奈美江

授業の主題(テーマ)
社会調査の結果を「読み」、実際に社会調査を「行う」ために必要な知識を習得する。

授業の目標(講義概要)
社会調査は「社会について知り、考える」ための道具である。講義では、社会調査の定義や分類、実際になされた調査の例、母集団と標本の考え方、調査で明らかにしたい事象にかんする仮説の立て方、質問票の作り方、調査データの整備や分析にかんする基本的な考え方などを総合的に学ぶ。これにより、社会調査の結果を適切に「読む」だけではなく、実際に調査を「行う」際に必要な知識を習得することを目指す。

授業計画
1 社会調査を学ぶ意義
2 社会調査とは何か:社会調査の定義、調査主体・目的による社会調査の分類
3 社会調査の方法:量的調査と質的調査
4 社会調査で何を目指すか:記述と説明
5 社会調査で調べたいことを明確にする:概念、変数、仮説
6 誰を対象にして調査をするか:母集団と標本
7 社会調査におけるさまざまな誤差
8 質問票の作り方T
9 質問票の作り方U
10 調査の実施と分析にむけてのデータの整備
11 調査結果の分析:基本的な考え方を学ぶ
12 社会調査の実例に学ぶ(量的調査)
13 社会調査の実例に学ぶ(質的調査)
14 社会調査の倫理、プライバシー

評価方法
授業中の課題や小テスト、学期末テストを総合して評価する。

テキスト
テキストは使用せずに、授業ごとに資料を配付する。

備考