インテリアの演出学

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
11315   生活科学科専門科目 後期 2・3・4 2 西田 多美子

授業の主題(テーマ)
室内空間の演出について、関係する基礎知識を確認しながら、その手法と効果を考えます。

授業の目標(講義概要)
室内空間の要素を、人との関連を中心に、様々な視点から考えます。感覚的なものだけに終始することなく、基礎的な知識を身につけ、構成要素の機能と特性を考えた上で、総合的な視野で空間を演出することを学びます。

授業計画
1)インテリアとは 情報の体系
2)インテリアの視点 −大空間と小空間・構造とインテリア・視点−
3)光−採光と照明  インテリアの構成要素とデザインT −照明−
4)デザインの移り変わり インテリアの演出と時代性
5)人・もの・空間とスケール
6)人体感覚と空間認識
7)インテリアの構成要素とデザインU −ウインドゥトリートメント,生活用具,オーナメント−
8)インテリアの構成要素とデザインV −キッチン,設備−
9)形・色彩・テクスチュア
10)インテリアの構成要素とデザインW −家具1−
11)インテリアの構成要素とデザインX −家具2−
12)インテリアの構成要素とデザインY −内装材−
13)インテリアの構成要素とデザインZ −開口部,造作材−
14)住空間の演出
15)まとめ

評価方法
出席+授業への参加態度+小テスト+レポートにて50%、定期試験にて50%を総合的に評価します。

テキスト
『インテリアデザイン教科書/インテリアデザイン教科書研究会編著』彰国社 2977円

備考
スライド等を使って、視覚的に理解できるような講義としますが、この分野は何よりも実際の空間の中で感覚を磨くことが大切です。人と空間の関係、空間構成、周辺環境やもののデザインに、絶えず目を向けましょう。レポートは写真3枚を使ったものとします。