日本の美術 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
13414 | 教養 | 前期 | 1・2・3・4 | 2 | 城市 真理子 |
授業の主題(テーマ) |
日本美術を楽しむ―室町時代水墨画を中心に― |
授業の目標(講義概要) |
美術の歴史は、文化を映し出すものとして、歴史研究に欠かせないものである。水墨画は、鎌倉時代に禅宗とともに中国より流入し、日本では室町時代に隆盛を迎えて雪舟や狩野派など有名な画人が登場した。本講義では、これらの水墨作品を中心に同時代のやまと絵の展開も絡め、具体的な作品を紹介しながら、中世絵画の流れと美術史の考え方を理解することを目指す。授業では、文献資料も読むが、ほとんどは画像資料を多く用いる。 また、スライド画像や、展覧会での作品鑑賞をもとにした意見交換やレポート作成などを授業中に行う。 |
授業計画 |
(1)日本美術の考え方と基礎知識 (2)初期水墨画 (3)東福寺の画人たち (4)周文と周文の弟子たち (5)雪舟と雪舟の弟子たち (6)大徳寺関係の画人たち (7)狩野派の登場 (8)狩野派の展開 (9)中世のやまと絵 (10)様々な画題と技法 (11)桃山時代・江戸時代への展開 |
評価方法 |
出席とレポートによる。 |
テキスト |
授業中プリントを配布する。 |
備考 |