暮らしと化学 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
205201 | 教養 | 前期 | 1・2・3・4 | 2 | 鳥本 昇 |
授業の主題(テーマ) |
身の回りの事象を化学の目で観る |
授業の目標(講義概要) |
日常生活を豊かにするには、事象を化学の目でみる態度が必要である。衣、食、住をみると、そこには化学技術が生み出した物が多く存在する。一方、身近な環境に目を向けると、化学的な知識なしには生活が成り立たない、と言っても過言ではない。ガラスや陶磁器、高分子であるコラーゲンやペットボトル・ポリエチレン、都市ガス、洗剤・蛍光染料、大気汚染物質であるNOxやSOxなどを取り上げ、化学式を使わないで、演示実験、実物の提示を通して科学的にみる目を培いたい。 |
授業計画 |
第1回:自然認識の方法、日本の黎明期の科学、近代化学の始まりと天秤 第2回:ガラス・ダイアモンド・陶磁器、簡単なガラス細工を演示する 第3回:花の色素・ウメノキゴケから得たリトマス色素のpHによる色の変化 第4回:洗濯と洗剤・蛍光染料の化学、合成洗剤以前の天然の洗剤 第5回:都市ガス・可燃ガスの性質と取り扱い 第6回:高分子の化学(1)−コラーゲンと化粧品 第7回:高分子の化学(2)−ポリエチレン、ペットボトルと再生繊維 第8回:香りの化学とアロマテラピー 第9回:大気汚染の化学(1)−イオウからニ酸化イオウ、硫酸 酸性雨 第10回:大気汚染の化学(2)−ロウソク1本から発生する窒素酸化物 第11回:地球温暖化を化学の目で 第12回:電池(1)−果物電池、洗剤で作る電池、備長炭電池、太陽電池 第13回:藍の化学−生葉・乾燥葉で染める |
評価方法 |
出席状況と期末試験結果で評価する |
テキスト |
備考 |