心理療法特論(1)

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  前期   2 岡田 督

授業の主題(テーマ)
幼児期・児童青年期の心理療法

授業の目標(講義概要)
児童・青年期の心理療法は、自我発達の未熟さや歪みから、発達的側面および治療におけるアダプテーションとパラメータの側面を考慮した柔軟な治療技法が必要である。本講義では、遊戯療法を中心に、他の療法や治療手段を組み合わせながら、児童・青年期の治療的支援を学習する。

授業計画
1.乳幼児の自我発達と対象関係
2.児童の自我発達と不適応行動
3.青年期の自我発達と不適応行動
4.プレイ・セラピィとは
5.フロイト,A.とクライン,M.
6.アクスライン,V.M.とエリクソン,E.H.
7.プレイ・セラピィと箱庭療法
8.プレイ・セラピィと行動療法
9.プレイ・セラピィとカウンセリング
10.プレイ・セラピィと親面接
11.プレイ・セラピィにおける諸問題
12.緘黙症の事例検討
13.被虐待の事例検討
14.非行の事例検討
15.医療・教育・福祉現場での心理治療の諸問題

   一方的な講義ではなく、討議形式ですすめていく。

評価方法
授業参加態度を総合的に評価

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
       

備考
参考図書は、授業のなかで適宜紹介する