社会福祉運営特論

受講区分	学科	授業期間	履修年次	単位	担当者
	院	前期		2	岡田　忠克

授業の主題（テーマ）

社会福祉政策の実施と運営に関する基礎研究

授業の目標（講義概要）

一般に国家の政策には必ず時代背景があり、何らかの社会目標や国家目標の実現が意図されている。その意味において社会福祉政策とは、市場経済では達成されない労働と生活の福祉を、公共的なルールの設定とサービスの提供を通じて向上させることを目的とする公共部門（国家・地方自治体）の政策であるといえる。講義では、国家が、国民の生活に介入すること、生活保障することの意味とは何かを考えていくことを目的としている。

授業計画

1　ガイダンス 2 社会福祉政策とソーシャルポリシー 3　社会福祉政策の基礎理論�@ 4 社会福祉政策の基礎理論�A 5 社会福祉政策の基礎理論�B 6 戦前のわが国の社会福祉政策 7 戦後のわが国の社会福祉政策�@ 8 戦後のわが国の社会福祉政策�A 9 福祉国家とは何か 10 福祉国家の成立と「福祉国家の危機」 11 福祉多元主義とは何か 12 社会政策とインフォーマルセクター�@ 13 社会政策とインフォーマルセクター�A

評価方法

出席とレポート提出により評価する。

テキスト書名	編・著者名	出版社	価格

備考

テキストについては初回講義にて指示する。資料等を配布しながら議論を進める。