資料組織演習(分類) |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
(2) | 司書 | 後期 | 3 | 1 | 姉川 宗夫 |
授業の主題(テーマ) |
資料の主題把握と『日本十進分類法』の構造理解 |
授業の目標(講義概要) |
図書分類法に関する一層深い理解と通常の和洋図書に対する分類の能力を養うことを目的とする。特にわが国で広く採用されている『日本十進分類法』について、新訂9版を中心にその構造上の問題点などをも指摘しながら分類記号付与の演習を行う。@『日本十進分類法』の構造理解(分類規程、補助法の特徴、相関索引の利用法など)A分類作業の実際(主題と分類記号の決定)B図書記号の付与 C件名標目の付与 |
授業計画 |
資料組織論の学習により習得した知識をもとに、「日本十進分類法」の構造を理解 しながら、同分類法 新訂9版を使用して以下のとおり演習を行う。 1)図書館と図書分類「日本十進分類法(NDC)新訂9版」の構造について。 2)主題の把握、「日本十進分類法(NDC)新訂9版」を使用して要目表により演習 問題 3)NDC補助表について、演習問題 4)NDC相関索引の利用法、NDC分類規程 5)NDC各類の分類法、<総記><哲学・宗教>の特殊分類規程及び演習問題 6)<歴史・地理>の特殊分類規程及び演習問題 7)<社会科学>の特殊分類規程及び演習問題 8)<自然科学・医学><技術・家政学>の特殊分類規程及び演習問題 9)<産業・商業><芸術>の特殊分類規程及び演習問題 10)<言語><文学>の特殊分類規程及び演習問題 11)全体(全類)を通して主なる特殊分類規程及び演習問題 12)個人伝記の分類、図書記号特に「日本著者記号表」使用法 13)「基本件名標目表(BSH)第4版」について、NDCの構造について理解確認及び 総合演習問題(1) 14)NDCの構造について理解確認及び総合演習問題(2) 15)分類付与に関する問題点、NDCの構造について総括 |
評価方法 |
期末試験および平常成績(出席、提出物ならびに発表など)により総合的に評価する。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
資料組織法 第5版 | 木原 通夫、志保田 務[ほか] | 第一法規 | 本体2,600円 |
備考 |