心理学研究法 |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
科専 | 前期 | 2 | 2 | 大芝 宣昭 |
授業の主題(テーマ) |
心理学における各種研究法の紹介 |
授業の目標(講義概要) |
広義の心理学は紀元前にギリシアで興った.近代心理学は,中世ルネサンスを経て,19世紀末になってようやく開始された.近代心理学の特徴は,経験論的なデータに基いて議論するという自然科学の方法を踏襲している点である.現在,心理学の主たる研究方法としては,面接法,観察法,質問紙法,実験法の4つにまとめられている. |
授業計画 |
1. 科学的心理学の成立 哲学的心理学,ルネサンス期の心理学,倹約の法則,ロイド・モーガンの公準, 種の連続性,比較心理学,行動主義 2. 科学とは? 客観性と再現性,独立変数と従属変数,質的変数と量的変数,因果関係,予測と制御, 循環論法 3. 面接法 臨床的面接と調査的面接,構造化面接法,面接者バイアス 4. 観察法 自然観察と実験観察,時間見本法,参加観察法 5. 質問紙法 尺度,自由記述式・多肢選択法・評定法,悉皆調査と標本調査,標本抽出 6. 実験法 被験者間計画,実験群・統制群,被験者内計画,実験室実験と現場実験 |
評価方法 |
定期試験(70%)と授業時の小テスト(30%) |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
備考 |