*キリスト教学特論

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  科専 後期 2・3・4 2 茂 義樹

授業の主題(テーマ)
キリスト教倫理思想

授業の目標(講義概要)
私たちは人間をどう理解するか、をテーマにキリスト教的人間理解を中心にキリスト教倫理思想を学ぶ。まず旧約聖書の人間理解を創世記を中心に考え、さらに新約聖書によってイエスとパウロの人間理解に触れる。続いてアウグスティヌス、トマス・アクィナスから宗教改革者マルチン・ルター、ジョン・カルバンの思想を見る。さらに実存主義思想家キェルケゴールらを見た後マーテイン・ルーサー・キングやアルバート・シュバイッツアーの現代思想に触れ、現代の生命倫理や環境問題を取り上げる。

授業計画
1 キリスト教人間観
2 イエスの業と思想
3 パウロと初代教会
4 アウグスティヌス
5 中世思想 トマス・アクィナス
6 宗教改革者たち
7 キェルケゴール
8 アルバート・シュバイッツアー
9 マーチィン・ルーサー・キング
10生命倫理1 生命、誕生、出産をめぐって
11生命倫理2 治療、移植、安楽死をめぐって
12環境
13核問題
14平和

評価方法
授業態度、小発表、レポート等で総合的に評価する

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
       

備考
茂 義樹「キリスト教倫理思想の流れ」(無料)を配布し、授業を進める