社会学講義A

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  科専 前期 2・3・4 2 本村 汎

授業の主題(テーマ)
社会病理学と心理臨床システム

授業の目標(講義概要)
現在の日本社会は、不景気による企業の「収益能力」の低下と失業者を増大させ、そして銀行は、本来の銀行の「貸付機能」を低下させ、「潜在的な再生能力を持った中小零細企業」の倒産に追い打ちをかけている。そのため、生活苦にあえぐ人々が増大している。この講義は、これらの「生活機能障害」を解明するための社会病理学の基礎理論を紹介し、ストレス障害の解決方法に言及する。

授業計画
1.社会病理学の基礎理論
 1-1 社会的不適応理論
 1-2 社会解体論
 1-3 疎外論
 1-4 文化的遅滞論
2.社会病理の現象形態
 2-1 失業と貧困家族
 2-2 犯罪と非行
 2-3 売春
 2-4 自殺
 2-5 離婚
 2-6 家出
3.地域病理
 3-1 生活傷害
 3-2 出稼ぎ
 3-3 過疎と過密
 3-4 嫁飢饉
4.文化の病理
 4-1 風俗退廃
 4-2 過剰競争
 4-3 「個」の肥大化
5.心理臨床システム
 5-1 事前評価
 5-2 支援的介入
 5-3 事後評価

評価方法
 

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
使用しない。      

備考