福祉産業論 |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
福専 | 前期 | 3・4 | 2 | 大塚 保信 |
授業の主題(テーマ) |
市場原理と福祉マインド |
授業の目標(講義概要) |
社会福祉の領域では、産業福祉は未だ定着した位置を占めていない。従来は企業またはその集団が、雇用労働者のために行う福祉向上を目的とする企業内福祉あるいは産業福祉事業として理解されていた。しかし現在では高度化・多様化する福祉ニーズを充足するため、福祉の担い手としての企業の役割も大きく、企業(産業)の福祉活動に大きな期待が寄せられている。そのような視座から以下を主たる内容として講義に及ぶ。 |
授業計画 |
1)権利としての社会福祉 2)生活の場としての家庭と地域と職場 3)地域社会と企業 4)福祉担い手としての企業 5)社会福祉労働と社会福祉運動 6)福祉労働者の身分と専門性 7)市場原理と福祉マインド ※テキストを使用せず、適宜プリント等を用いて講義する。 |
評価方法 |
出席を重視し、定期試験を70%、必要に応じてレポート提出、その総合的視点から評価する |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
使用しない。 |
備考 |
近い将来、企業内で活躍するであろう受講生の現代的な感性、感覚からの活発な意見を授業中に求めたい。新しい時代の福祉(例えば介護保険や支援費制度)のあり方を共に考えていきたい。 |