家族社会学 |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
福専 | 前期 | 2・3・4 | 2 | 本村 汎 |
授業の主題(テーマ) |
人間や社会にとっての家族の「存在価値」 |
授業の目標(講義概要) |
この講義では、家族は人格形成の基盤であると同時に、社会の秩序維持や発展に大きく貢献している集合体であることを学習する。またその家族には、配偶者の選択期、新婚期、養育期などの発達周期があって、その周期毎の達成課題があり、その達成課題が何らかの理由で達成されない場合に、ストレスが蓄積し、親子関係や夫婦関係などが不安定になり、などを引き起こし、ひいてはそれが育児不安や社会的緊張を高めることも学習する。 |
授業計画 |
1.家族の発達7段階と達成課題 1−1 配偶者選択の段階 1−2 養育期の段階 1−3 教育期の段階 1−4 排出期の段階 1−5 退隠期の段階 1−6 向老期の段階 1−7 孤老期の段階 2.生活資源としての家族と社会 3.婚姻観を巡る世代間対立 4.理念としての「健康な家族」 4−1 「正常家族」との比較 4−2 「健康な家族」の内的条件 4−3 「健康な家族」の外的条件 4−4 「健康な家族」の文化差 |
評価方法 |
(1)学習態度、(2)レポート、(3)試験などを参考にする。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
現代家族の危機 | 望月 嵩・本村 汎 | 有斐閣 | 1,900円(税別) |
備考 |