日本文化講読VA

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  比専 前期 3 1 福西 淳

授業の主題(テーマ)
現代日本社会の諸相をよむ

授業の目標(講義概要)
「日本文化」を広く捉える視点に立ち、芸術や文学といった狭い範囲ではなく、現代日本社会を多面的に読み解く内容とする。 対象は、20世紀半ば以降の日本の社会現象を捉え、21世紀を生きるわれわれの知恵となるような題材を選び、読み進めたい。とくに、グローバル化現象の中で激変する、近過去から現在の日本の姿にスポットを当てたい。 教材は、外国人留学生を含む受講生の多様化の可能性をも考慮して、選定する予定であり、追って指示することになる。

授業計画

在日外国人の現状

外国人労働者 と 日本

多文化共生社会とは?

外国人登録とは?

入国管理法と「在留資格」







 越境移動するヒトの波が日本にも向かってきている。 観光旅行者ではない。 外国人労働者である。 この人たちをどう受け容れるのがいいのか、法の壁は? そして われわれ自身の心の壁は?  こういった、流入してくる外国人との共生のあり方について、上に掲げたような問題項目を追って、一緒に勉強しよう。 適切な印刷教材を選定し、読み進める形で、授業を行う。

評価方法
出席、授業への熱意度(20%)、中間レポート(40%)、期末テスト(40%)を大枠の目安とし、総合評価する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
印刷教材は使用するが、未定。選定候補:『在日外国人新版』 田中宏著 岩波新書370 ほか      

備考
授業の進め方については、年度初めに、詳細を説明する。