英米文学講読B |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
英専 | 通年 | 2・3 | 2 | 井上 稔浩 |
授業の主題(テーマ) |
世紀転換期のアメリカ社会に作用していた権力について考察する。 |
授業の目標(講義概要) |
1900年に出版された Theodore Dreiser の Sister Carrie を読み、資本主義社会における人間主体の構造が外的要因によっていかに規定されたかを読み解く。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション 第2回以降は主に読解を中心としつつ、資本社会における権力の構造を考察します。 取り上げるトピックとしては 1・商品の価値生成システム 2・欲望のフロンティアの開発 3・主体の二重化の効用 4・肉体性の消滅 を予定しています。現代社会における我々の存在形式にも言及するつもりです。 |
評価方法 |
講義への参加度、発表やコメントの質、定期試験、その他を総合して評価を決定します。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
テキストは担当者が用意します。 |
備考 |
通年の講義ですが、前期に5回以上無断欠席した場合は定期試験の受験資格を失いますので注意してください。テキスト自体は非常に興味深いものです。 |