日本文学講義VA |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
日専 | 前期 | 3・4 | 2 | 中川 正美 |
授業の主題(テーマ) |
源氏絵を読むー玉鬘十帖ー |
授業の目標(講義概要) |
源氏物語は流布すると時をおかずに絵画化されたとおぼしいが、現存しているのは一一世紀に成ったと考えられている国宝の絵巻であり、室町時代以降に定型化され量産された屏風や画帖、あるいは版本の挿絵である。こうした源氏絵は源氏物語享受のありようをおのずと示している。まず源氏絵がどの場面を描いているかを考え、つぎにその場面選択から源氏物語がどのように享受されていたのかを考察する。本年は玉鬘十帖を取り上げる。 |
授業計画 |
1 源氏絵とは 2 源氏絵研究の意味 3 源氏絵の場面比定 4 源氏絵の図様選択 5 玉鬘巻 6 初音巻 7 胡蝶巻 8 蛍巻 9 常夏巻 10 篝火巻 11 野分巻 12 行幸巻 13 藤袴巻 14 真木柱巻 15 玉鬘十帖まとめ |
評価方法 |
定期試験と受講態度。欠席が授業時数の三分の一を越えた場合は単位を認めない。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
備考 |
資料代として500円を二回目の授業で徴収します。資料準備の都合上、一回目の受業に出てみて、受講の意志を表示してください。一回目の受業に出席できなかった人は、二回目の受業までに受講の意志を申し出で下さい。 |