日本文学講義TC

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  日専 後期 1・2 2 佐藤 真知子

授業の主題(テーマ)
俳句−『猿蓑』を読むー

授業の目標(講義概要)
『猿蓑』は俳諧の古今集と評価される。それほど完成度の高い作品である。その『猿蓑』に収録された作品を解釈する。目標は、句の解釈の基本を身につけること、それを通して芭蕉の俳諧を理解することである。

授業計画
第一回目は、これからの講義の内容、計画、評価方法などを説明する。
次に芭蕉と『猿蓑』について概説する。
第二回目は、以下の基本を説明した後、実際に俳句を解釈する。
 @ 俳句の基本的理解−季語と切字について−
 A 解釈の基本的手順−語釈と俳句の文法−
 B 総合的に解釈する方法
第三回目以降は、一句ずつ解釈をする。
最終回は、まとめをする。

評価方法
平常点(出席状況、授業態度などを含む)と、提出物により総合的に評価する。

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
ひさご・猿蓑 宮本三郎 笠間書院 1,068円

備考