家政学概論B |
受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
福祉(介護) | 後期 | 1 | 2 | 田中 康夫・原 登久子・関野 章代 |
授業の主題(テーマ) |
誰もが健康で快適な生活を送るために望ましい生活と生活空間を考える。 |
授業の目標(講義概要) |
人間にとって健康であることは快適な生活を送る上で最も基礎となることです。そのためには、安全な食物の摂取を通して必要かつ適正なエネルギーが取り入れられること、体のリズムに適応した生活を行うこと、各種の公害によって体が傷つけられないこと、日常生活を行う場が安全であることが必要です。特に身体機能に支障や障害を持つ人を念頭において、これらの問題を学び、問題点についてはその解決の方法を考えていきます。 |
授業計画 |
栄養と調理、住生活の2つの側面について、以下の授業予定で進めていく。 第1回 栄養と調理 @生活と食事 第2回 A食事形態 第3回 B身体の機能と栄養(生体リズムと栄養、栄養素、消化吸収) 第4回 C老人、障害者と栄養(加齢・障害と食生活のあり方、 栄養所要量) 第5回 D食生活と健康(栄養障害、生活習慣病、ストレスと食事) 第6回 E食品の成分と保存・管理、食品の安全 第7回 F調理(献立、食材の選び方、食材の調理性、調理操作の概要) 第8回 G老人、障害者の食生活と調理法、食器 第9回 H調理器具、設備、エネルギー源 第10回 I食品衛生に関する法規 第11回 住生活 @住民の役割と機能 第12回 A生活行動と生活空間(寝室、居間、台所、浴室、トイレ等) 第13回 B快適な室内環境(温度、湿度、採光、換気等) 第14回 C住居の管理と安全(事故防止、営繕、防災、通報設備等) 第15回 D老人・障害者と住居(住まい方の形態、建築的な対応、 住宅改修、バリアフリー、ユニバーサルデザイン) |
評価方法 |
平常点と定期試験の結果から総合的に評価する。 |
テキスト書名 | 編・著者名 | 出版社 | 価格 |
介護福祉士養成講座G 家政学概論 | 福祉士養成講座編集委員会 | 中央法規 | 2,200円 |
備考 |
この授業は人間と生活に関わる諸問題を総合的かつ実践的に学ぶものです。毎回、毎日の生活に密着した問題が取り上げられますので、問題意識を持ってあなたの日々の暮らしを見つめて下さい。疑問に思ったことは授業で提起してください。一緒に考えていきましょう。 |