東洋の知恵

受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
  教養 後期 1・2・3・4 2 菅本 大二

授業の主題(テーマ)
中国古代思想に学ぶ「ものの考え方」

授業の目標(講義概要)
この授業では、中国古代思想を現代的視点から語ります。講義を聴くポイントは、担当者の比喩を批判的に聴く態度。「へぇー」ではなくて「ほんまか?」。今年のテーマは儒教。紀元前500年頃に生きた孔子という人の言葉が『論語』という書物に残り、その後2500年間も、この東洋という場所に息づいている、その奇跡の過程を追います。もちろん日本への影響を踏まえながら、授業は進みます。

授業計画
○導入―孔子以前の中国古代
○孔子の一生
○孔子と弟子たち
○孔子の死と弟子たちのその後
○孟子という人
○荀子という人
○出土資料が伝える儒学
○儒学から儒教へ
○儒教の退廃―科挙の弊害
○儒教の復興―朱子学の展開
○日本における儒教―官学としての朱子学
○日本における儒教―古学派たちの反抗

評価方法
出席状況と期末試験の成績

テキスト書名 編・著者名 出版社 価格
       

備考
毎回、授業の感想を書いてもらいます。