客員教授
友利 新
トモリ アラタ
- 私のエレガンス
- エレガンスが私にあるのであれば、自分ならではの尺度を持って、人生を主体的に生きることだと考えています。また、その取捨選択に自分ならではの理由を持つように心がけています。今日、なぜ、このコーディネートか。多少の理由を持って外出できると、エレガンスを味方につけることができると考えております。
私たちが普段、店頭で何気なく手にする化粧品。正しい使い方、できていますか。
SNSの普及に伴って、インフルエンサーの勧める商品を購入される方が増えています。化粧品業界には大きなビジネスチャンスであり歓迎すべきトレンドではありますが、今までにない機能を備えた商品や、複数の効果をうたう商品など、消費者にとって分かりづらい商品も増えています。また、重ねづけなど、複数の化粧品を同時に肌に塗る傾向も、さらに難しさに拍車をかけています。授業では、化粧品の使い方の基本から、成分の知識、健康的な肌の作り方を体系的にレクチャーします。
- 化粧品に触れる時間は、年齢を重ねるごとに、至福の時として人生を豊かにしてくれます。私は医師として化粧品の楽しさや奥深さをメディアで発信して参りましたが、このたび、学生に直にお目にかかって講義する機会を頂戴し、ワクワクしています。今、皆さんは試練の真っ只中にいます。高校までは教科の選択はあまり出来ません。でも、大学からは、自分の「好きなこと」を学ぶことができます。「好き」を学びにし、最終的に仕事に出来れば、最高な人生ですよね。私も化粧品が大好きだからこそ、医師と家庭人をしながら、美容の発信を15年続けることができました。あなたも大学で「好き」を見つけませんか。教室でお待ちしています。
- 梅花女子大学の教員としての１番の醍醐味
- 東京女子医科大学で学んでいた時期は、私にとって人生で最も勉強をした時期かもしれません。あの時期に吸収した知識は、一生の糧になっています。女子大は多感な時期を勉学に費やすには、とても集中できる環境だと思います。歴史ある梅花女子大学で、一生の学びを大学生と共に出来るのは、私にとって大いなる刺激になっています。
- 先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか？
- これからの時代を作る方々であり、学び合う関係だと考えております。論語の「後生可畏（後生、畏るべし）」。先人であることに甘えず、接する相手が学生だと考えております。
