講師
谷口 俊恵
タニグチ トシエ
- 担当科目
- 精神看護援助論 / 精神看護学実習 / 総合実習 / 看護研究演習
- 研究分野
- 精神看護 / 薬物依存症者とその家族の回復支援
- 私のチャレンジ
- 「変化」を楽しむこと。不器用なので変化には弱いです。だからこそ、敢えて楽しめるようになりたいと思っています。
- 私のエレガンス
- 似合うものを身につける。
精神看護では「そばにいること、寄り添うこと」の意味について、たくさん考えます。その中で、自分自身についての理解も深まります。
- 精神看護学実習
- 誰かをケアするときに大切なのは、テキストやマニュアルから「正解」を探し出そうとするのではなく、「この人ってどんな人なんだろう」という関心と、「この人にどんなふうにかかわったらいいのかな」と一生懸命考える、真摯さなのではないかなと思います。身体の疾患を持つ患者さんを対象にしたほかの領域と違って、検査データの数値でその人の回復を知ることは難しく、何がその人にとって回復につながる看護になるのか、すぐにはわかりにくい領域かもしれません。でも、それがいいんです。まずは、患者さんの声に耳を傾けてみてください。そんなかかわりが患者さんの心を温かくします。「ただ、そばにいること」が、「私という存在」が、すでに看護なんです。そんな学びが得られるように、私たち教員はみなさんの実習を全力でサポートしています。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- ひとりひとり、それぞれを大切にすること。「自分」という存在が大切にされているという感覚ほど、勇気づけられるものはないし、なにより、そういった感覚をもつことは、その人の人生を豊かにすると思っています。
だから、とにかく早く名前と顔を覚えようと、毎年、必死です!
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 卒業生がキラキラした笑顔で働いているのを見ると、とってもうれしくなります。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- 今からじっくり探し、堪能します。
- 先生ご自身にとって、学生とはどのような存在ですか?
- 「ともに看護の道を歩く、仲間となる人たち」。私自身、そう言われて育ててもらいました。とても厳しい先生たちでしたが、教育に責任と誇りをもち、学生に愛情を注いでくださった素敵な先生たちだったな、と思います。今、自分自身が教育に携わることになり、改めてその言葉が胸に響きます。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- 学生目線ですが、副専攻を選ぶことができるのはいいなぁと思います。アロマやピラティスのインストラクターといった、看護師以外の資格取得にチャレンジできる大学なんて、あるようでないのでは…。個人的には、アロマに興味があります。
- Faith can move mountains.
- どんなことでも一心に思いを込めれば、必ず、成し遂げることができる―。どんなに時間がかかっても、「いつかは…」を信じてあきらめない。くじけそうになるときはこの言葉を思い出して、心の支えにしています。
保持資格 |
看護師 |
趣味 |
映画をみること、素敵な文房具を探すこと。畑仕事も好きです。 |
特技 |
紙を数えること? |
自慢できること |
ものすごい方向音痴 |
こだわり |
線を引くときは、定規を使います。 |
感銘を受けた作品 |
『人間の条件 そんなものない』 立岩真也 |
性格を一言で |
複雑なので、一言では表せません。だけど「見かけとはちょっと違う」とよく言われます。
|
チャームポイント |
思いつきません… |
休日の過ごし方 |
映画をみたり、京都に出かけたり、料理をしたり、友だちに会ったり、楽しいこと、したいことをして過ごします。 |