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口腔保健学科

小島 美樹

教授

小島 美樹

オジマ ミキ

担当科目
口腔衛生学 / 公衆衛生学/衛生学 / 歯科予防処置論 / 歯科予防処置論Ⅱ / 基礎実習/臨床臨地実習Ⅰ(一般歯科診療所) / 臨床臨地実習Ⅱ(専門歯科診療所) / 臨床臨地実習Ⅲ(病院歯科) / 地域歯科保健実習Ⅱ(保健施設) / 口腔保健研究演習Ⅰ / 口腔保健研究演習Ⅱ
研究分野
予防歯科学 / 口腔衛生学 / 疫学
私のチャレンジ
小さな変化に臆さずチャレンジを続け、大きな変化にも対応できる自信につなげること。

人の情報を数量化して評価することにより、むし歯や歯周病の予防法の開発や全身疾患との関連の解明に取り組んできました。約10年前からは、口腔疾患を含む多くの疾患を引き起こす共通の要因である喫煙や食生活に着目した研究を行っています。保健医療従事者として必須である疾病予防・健康増進の考え方の基礎となる口腔衛生学、衛生学、公衆衛生学、歯科衛生士の主要な業務の基礎となる歯科予防処置論の授業を担当しています。むし歯をもつ人は肥満や高血糖になりやすい、抜けた歯を放置すると血圧が高くなるなど、「口は健康の入り口である」ということを実証した研究結果に、興味をもっていただけると思います。

受験生へのメッセージ
大学には、皆さんが学びたいこと、やってみたいことができるチャンスがたくさんあります。どんなことにも真摯に取り組むことで、一生の思い出をつくることができるでしょう。

私のイチオシ授業

口腔衛生学
口腔衛生学とは、歯や口を健康な状態に保つことにより生命を衛る(まもる)学問です。多くの人が罹るむし歯や歯周病を中心に、病気の仕組みと予防法についてわかりやすく解説しています。むし歯はどうしてできるの?なぜ毎日歯磨きしなければならないの?など身近な疑問が解けるかもしれません。私はこれまで数え切れないくらいの患者さんの口を診て、むし歯や歯周病の予防についての相談にあたってきました。口腔衛生学の知識をそれぞれの患者さんに応じてどのように応用するのか、豊富な実例を交えながらお話しします。歯や口の病気を予防することの大切さと口腔保健のプロフェッショナルとしての役割を学びとってほしいと思います。
学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
学生とは長いつきあいになりますので、信頼関係を築くことと、適度な距離感を保つことを心がけています。
学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
着任間もない頃、キャンパス内ですれ違った学生が元気に挨拶してくれたこと
梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
女子教育の草分け的存在である梅花女子大学で、患者さんの問題を解決しようとするチャレンジ精神をもち、患者さんにエレガントに対応できる口腔保健のプロフェッショナルの育成を目指せること
先生にとってのエレガンスとは?
さまざまな場所や状況に合わせて、周りの人に対してさりげない心遣いができること

座右の銘

寧静致遠
落ち着いてコツコツと物事に取り組まなければ、遠くにある目標にたどりつくことはできないという意味です。思いどおりにいかず、投げやりになりそうになった時にこの言葉を思い出して気持ちをリセットするようにしています。

プロフィール

保持資格 歯科医師、博士(歯学)、日本口腔衛生学会認定医・指導医、日本公衆衛生学会認定専門家、歯科医師臨床研修指導歯科医
受賞歴 日本口腔衛生学会学術賞“LION AWARD”
趣味 お雛様収集、古本屋めぐり
特技 カラオケ
こだわり 時間の使い方
感銘を受けた作品 映画「ショーシャンクの空に」1994年アメリカ
性格をひと言で 慎重派にみえて、意外と大胆

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