教授
赤木 公子
アカギ キミコ
- 担当科目
- 教育方法論 / 保育内容総論A・B / 保育・教育課程論 / 保育内容(言葉) / 卒業論文・卒業制作演習ⅠA・B / 保育・教職実践演習(幼稚園)
- 研究分野
- 幼児教育学
・幼児期のアート教育について
・幼児期の感性を育むカリキュラム開発について
・遊びの協同性を育む実践的視座について
・幼保一体化施設への意識調査を基とした乳幼児教育の在り方について
- 著書
- 『感性をひらいて保育力アップ 表現エクササイズ&なるほど基礎知識』(明治図書、共著)、『こどもの心によりそう保育者論』(福村出版、共著)
- 私のチャレンジ
- マスクチャームやアクセサリーなどハンドメイドの小物づくりにチャレンジ!!
保育現場での最新の情報を基に研究を進めています。授業では、研究内容と自身の実践知や最新情報を提示しながら、保育内容全般に関しての講義・演習を進めています。具体的には、保育現場で役立つ指導案・保育内容の作成を行います。また、保育の基本や、保育者としての資質能力・専門性等について、講義やグループ討議などの形態で、授業を行います。学生たちは保育者の基礎知識として習得しておく必要のある内容に関心が高く、実習や現場ですぐに活かしていける内容に興味をもち、熱心に取り組んでいます。
- 一緒に保育者をめざしてこどもたちの明るい未来を考えようと思うアナタ、保育者としてのスキルをしっかり身に付けたいアナタを待っています!
- 保育内容(言葉)
- この科目は、1年生後期の授業です。情報化社会の中、人と人が向かい合い自分の思いを言葉で伝えあう機会が減少しています。
この授業では、乳幼児期からの言葉の発達やそれに対応した指導方法や教材開発をグループワークし、自分の思いを物語るアクティブラーニングを大切に進めていきます。
- 学生と接するうえで、工夫している・気を付けているポイント
- たまたま早く生まれたので教える立場にありますが、こどもがかわいい、心豊かに育てたいと思う気持ちは変わらないように感じます。できるだけ授業は一方的にならず応答的に意見を出し合いながら、“みんな違ってみんないい”の気持ちをもって接しています。
- 学生との思い出で印象に残っていること・うれしかったこと
- 梅花女子大学に赴任して初めての授業(保育内容総論A)のことです。『新任で5歳児担任の時に“たんぽぽ”という歌を歌ったら、その日から “たんぽぽさん”と呼ばれるようになった』というエピソードを話し、1年生と一緒にたんぽぽの歌を歌ったところ、その日から1年生は、遠くからでも“たんぽぽさん”と親しみをもって呼んでくれるようになりました。赴任して初めてという不安な私と、授業が始まって間もない1年生との間のささやかな心温まる出来事でした。たんぽぽは、お日様に向かって明るく元気に咲く花です。そんなたんぽぽの花のように常々ありたいものです。
- 梅花女子大学の教員としての1番の醍醐味
- 幼稚園教諭や保育士になりたい!と思って来てくれた学生たちに、自分の持っている保育者としてのスキルを伝えられることは、大きな喜びです。また、素敵な保育者になるよう、こども教育学科の先生が一丸となって取り組まれているその中の一員として、保育者養成にあたれることがとても幸せです。
- 梅花女子大学でできる、学生にとってのチャレンジとは?
- ゼミや授業のなかで、多くの保育園や幼稚園の様子をお話します。幼児教育の今!に触れる機会がたくさんありますよ。幼児の理解や保育者の援助について、保育の現状や今後の課題を全員で出し合っていく、保育者に必要なポジティブな思考を身に付けていくことができます。
- 教育は人なり
- こどもは善きも悪しきも、親や保育者を真似しながら成長します。“育てたように子は育つ”と言いますが、教育に携わる人間としてそれなりの覚悟と責任をもち、“真似されてもいい自分磨き”が大切だと思います。
保持資格 |
幼稚園教諭専修免許、小学校教諭2級免許 |
受賞歴 |
宝塚市教育実践論文最優秀賞受賞、宝塚市永年勤続感謝状授与 |
趣味 |
サスペンスドラマ視聴です。今では、開始5分で犯人が分かります |
自慢できること |
冷蔵庫にあるもので、お料理をさっさっと作ります |
こだわり |
仕事も生活も、“楽しむ”がキーワードです |
感銘を受けた作品 |
『あしながおじさん』『やかまし村のこどもたち』『赤毛のアン』 |
尊敬する人 |
父親です。娘である私のことを、離れていてもよく見抜いています。仕事に対する姿勢はいくつになっても追いつかない尊敬できる人です |
性格を一言で |
普段は空に浮かぶ雲のようにゆったり。1度スイッチが入ると、最後まで根を詰めてやってしまう性格です |
チャームポイント |
笑顔 |
休日の過ごし方 |
温泉巡り・カフェで読書 |