ハングルA

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
11218   外国語 前期 1・2・3・4 1 千 英子

授業の主題(テーマ)
初習者のための科目で、韓国語の基礎知識を総合的に学ぶ。

授業の目標(講義概要)
アジアの中でも最も近い国、韓国のことばを勉強するのを目的とする。ハングル(韓国・朝鮮語)は日本語と酷似しており、日本語を話す人には学習しやすい言語である。本授業は初習者のための科目で、ハングルと呼ばれる文字から始まって、簡単な会話文まで読めるようになることを目指している。ハングル文字の仕組み、読み方と発音の変化の規則、文章の構成などに必要な文法などを分かりやすく教える。

授業計画
授業計画は以下の通りである。
1週目 文字と基本母音字―ハングルの歴史及び10個の基本母音字を学ぶ。
2週目 基本子音字―9個の基本子音字を学び、簡単な単語が読めるようになる。
3週目 基本子音字(激音)―5個の基本子音字を学び、より多くの単語が読めるようになる。
4週目 単語の発音・読み書き―単語30個の読み書きを学ぶ。
5週目 濃音について―5個の子音を学ぶ。初声に使われる全ての子音をマスターすることになる。
6週目 複合母音の発音と読み書き―11個の複合母音を学び、全ての母音が読めるようになる。
7週目 パッチムの種類―終声(バッチム)を学ぶ。一音節のハングル文字が読めるようになる。
8週目 連音化、濃音化について―表記通りに発音されない発音変化に関する規則を学ぶ。
9週目 激音化、鼻音化について―先週に引き続き発音変化に関する規則を学ぶ。
10週目 流音化、日本語のハングル表記―引き続き発音変化の規則を学び、日本語のハングル表記を学ぶ。
11週目 辞書の引き方―辞書の引き方を学び、活用のない名詞・副詞・助詞などの意味が調べられるようになる。
12週目 体言肯定について―韓国語で「〜は〜です(か)」に対応する表現が身につく。
13週目 体言否定について―韓国語で体言否定の表現ができるようになる。
14週目 総合的な復習―前期の内容に関して、発音の規則に注目しながら復習する。

評価方法
出席状況、講義時の対応、小テスト、定期試験の成績などを総合的に評価する。

テキスト
『書いて覚える初級朝鮮語』改訂版 CD付  
高島淑郎 
白水社
定価(本体2200円+税)

参考書:ポケットプログレッシブ韓日・日韓辞典(小学館)

備考
楽しく韓国語を習いましょう。積み重ねが大切なので遅刻・欠席しないでください。