日本文学研究・特講V

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
513101   日本文学専攻 通年   4 荻田 清

授業の主題(テーマ)
江戸時代の芸能

授業の目標(講義概要)
歌舞伎・文楽をはじめとして、江戸時代にはさまざまな庶民芸能が生まれてきた。今日では古典芸能として確固たる地位を築いたものもあり、中には庶民芸能のまま早く消えてしまったものもある。それらを幅広くとりあげ、代表的な作品を読んでみる。

授業計画
1、説経
2、古浄瑠璃
3、「冥途の飛脚」
4、「袂の白しぼり」
5、「絵本太功記」
6、長唄
7、豊後系浄瑠璃
8、歌舞伎「けいせい浅間嶽」
9、歌舞伎「三人吉三廓初買」
10、歌舞伎「ういろう売り」
11、元禄歌謡「松の葉」
12、地唄、巷歌
13、歌祭文
14、ちょんがれ 
15、落語
以上の諸作を、それぞれの芸能の特色をおさえながら、ていねいに読んでいく。

評価方法
授業態度〔30%〕とレポート〔70%〕

テキスト
『近世文学選 芸能編』荻田清/河合眞澄/土田衛/廣瀬千紗子編、和泉書院、

備考
日本の芸能を精力的に見にいきます