| 伝承児童文学演習WA | 
| 授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 | 
| 262301 | 児童文学科 | 前期 | 4 | 1 | 鵜野 祐介 | 
| 授業の主題(テーマ) | 
| 伝承文学における<異界> | 
| 授業の目標(講義概要) | 
| 現実世界の向こう側にあるとされる「もうひとつの世界」としての<異界>は、水界・天界・地底界などとして伝承文学の中でさまざまに描かれてきた。そしてそこには、ものいう動植物、精霊・妖怪などの<異類>が住まい、時おり「こちら側の世界」を訪れて禍福をもたらすとされてきた。一方、人間の主人公が<異界>を訪問し、試練を経て帰還する話型群も多い。本演習では日本と世界の伝承文学(昔話・伝説・神話など)と、これを踏まえた創作文学作品において、<異界>がどのように描かれているのかを探ってみたい。卒論や卒制の指導も合わせて行う。 | 
| 授業計画 | 
| 日本・世界の伝承文学の中の<異界> 「浦島太郎」「天人女房」「ねずみ浄土」「舌切り雀」「ジャックと豆の木」「世界の果ての井戸」他。 *担当者を決め、あらかじめ調べてきてもらい、レジュメをもとに発表してもらう。その後ディスカッションする。 | 
| 評価方法 | 
| 出席+発表+レポート | 
| テキスト | 
| 備考 |