色彩と暮らし

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
244201   生活環境学科 後期 2・3・4 2 川端 澄子

授業の主題(テーマ)
色彩の効果的な使い方

授業の目標(講義概要)
 色を選択する場合、個人的なレベルでは「好き/嫌い」で判断されることが多いが、研究や仕事として色彩を扱うには、科学的なデータに基づき個人の感性を生かしたカラープランニングやカラーコーディネートをしなければ信頼性が得られない。本講では色彩を科学と心理から考えるとともに、「色彩検定」の受験対策も考慮しながら講義を進めていきます。

授業計画
第 1週 色に関する最近の話題
第 2週 色とは
第 3週 色の記録、伝達の方法(その1)JIS PCCS マンセルシステム
第 4週 色の記録、伝達の方法(その2)XYZ表色系 色差
第 5週 色の混合、照明
第 6週 色彩の心理(その1)色の見えの効果
第 7週 色彩の心理(その2)色の視認性
第 8週 色彩の心理(その3)単独色の感情効果
第 9週 色彩の心理(その4)配色の感情効果
第10週 色彩の心理(その5)色彩と連想
第11週 色彩の効果的な使い方(その1)色相によるカラー・コーディネート
第12週 色彩の効果的な使い方(その2)トーンによるカラー・コーディネート
第13週 色彩の効果的な使い方(その3)ハーモニーカラー・コーデネート
第14週 色彩の効果的な使い方(その4)コントラストカラー・コーデネート
第15週 次シーズンのカラートレンド

評価方法
定期試験と受講態度を加味し評価します。

テキスト
『カラ−コ−ディネ−タ−入門色彩』大井義雄 川崎秀昭 日本色研事業株式会社 1.500+消費税

備考
色彩に興味のある学生、インテリアやアパレルに関心のある学生は色彩検定(年2回実施)の3級、2級の資格にチャレンジしてみてください。