脳と情報処理 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
233101 | 心理学科 | 前期 | 3・4 | 2 | 岡市 洋子 |
授業の主題(テーマ) |
恋心はハートではなく脳で抱く。すべての心理現象を可能にしているのは脳である。 |
授業の目標(講義概要) |
心理学はココロの学問ではなく、行動の学問です。物理的、生理的な意味での身体なくしては心理現象としての心はありえません。この授業ではこのような立場から、生理的実態としての脳の説明と、脳のいろいろな働き、つまり、機能面から見た脳について話します。 |
授業計画 |
1 ヒトの脳の概説:脳はなにをする?どうやって?ヒトの脳の概観 2 中枢神経系の構造と機能:脊髄、延髄、小脳、大脳。 3 ニューロン:ニューロンの構造、活動電位による情報の伝導、シナプスに おける情報の伝達 4 言語と大脳半球の機能差:関係部位、損傷による言語障害、離断脳 5 記憶に関わる部位:ヒトにおける脳損傷と記憶障害 6 記憶のメカニズム:LTPとLTD 7 睡眠と夢:なぜ眠る?なぜ夢を見る?睡眠障害 8 老化:加齢による脳の変成、記憶障害、個体差、認知症 9 脳と心理機能:発達とケア(幼年期、思春期、壮年期、老年期) |
評価方法 |
学期末試験による |
テキスト |
なし |
備考 |