| 応用認知行動学 | 
| 授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 | 
| 233051 | 心理学科 | 前期 | 3・4 | 2 | 岡市 洋子 | 
| 授業の主題(テーマ) | 
| 日常生活における様々な心理現象を認知行動学的に科学する。 | 
| 授業の目標(講義概要) | 
| 認知とは、外界からの刺激を知覚し、理解し、過去経験に照らして判断し、行動を決定する、一連の知的過程です。私たちは日常生活のあらゆる場面において、意識するとしないとにかかわらずこの過程を通して行動しています。この授業ではヒトと動物における認知行動の例を見ていきます。 | 
| 授業計画 | 
| 1 赤ちゃんパワー:シナプスの発達、行動可塑性と臨界期、母性は本能ではない 2 モチベーション:やる気の科学、対比効果、ヤーキース・ドッドソンの法則 3 パーソナルスペース:自分のためのスペースの確保 4 記憶の変容:長期記憶の量的・質的変容、目撃者証言、情報源の混同 5 動物のちえ:ハトの絵画弁別、ラットの音楽弁別、アイの短期記憶 6 ラットの空間行動と海馬:環境刺激利用による行動、自己受容刺激による行動 7 はまり(アディクション):酒、たばこ、薬物、ギャンブルにはまる 8 ヒューマンエラー:ヒトの情報処理の特性とヒューマンエラー 9 リスクマネージメント:日常生活に潜むリスクを考える 10 恋愛の心理:いつ、どんなときにヒトを好きになる 11 サクセスフルエイジング:ダイエット、グルコース、アラキドン酸 12 パーソナリティ形成と文化:日米の育て方の違い、親のしつけ、教科書の違い | 
| 評価方法 | 
| 学期末試験による。 | 
| テキスト | 
| なし。 | 
| 備考 |