心理学演習UA |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
230560 | (10) | 心理学科 | 前期 | 4 | 1 | 鶴田 英也 |
授業の主題(テーマ) |
心理学に関する自らの研究テーマを探索するとともに、研究の作法を学ぶ。 |
授業の目標(講義概要) |
イメージとは、そこにおいて、心の奥からの何らかのメッセージと「私」の主観が出会う、そんな場であると考えられる。バウム研究においても、木の絵からどのようなメッセージを受けとることができるか、あるいはその木が生きる世界をどのように体験できるか、という視点を大切にしている。日常身近な事象、例えば携帯電話、ファッション、家族、学校などについても、イメージ、すなわちそれらに対する私たちの主観、私たち内面における意味を研究の対象にすれば、それは心理学となる。本演習では、気になる身近な事象をイメージとしてとらえ、文献を調べたり、発表、グループワーク、自由連想、ディスカッションなどを何度も繰り返しながら、それぞれのイメージを掘り下げる作業を進めていきたい。受講者には、指導を受けるという受動的な態度ではなく、きわめて自主的な態度と自由な発想を求める。 |
授業計画 |
・ 心理学的に考えるということ ・ 主観性と客観性 ・ 深層心理学の領域における研究および論文の紹介 ・ 文献の探し方 ・ 研究と論文の作法 ・ 発表(文献の紹介、まとめ、仮説・検証・考察) ・ ディスカッション |
評価方法 |
出席と発表内容による総合評価 |
テキスト |
備考 |