司法福祉論(介護) |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
225101 | 人間福祉学科(介護福祉) | 前期 | 3・4 | 2 | 成田 正一 |
授業の主題(テーマ) |
「司法」と「福祉」の交差点で展開される司法福祉の実際について学ぶ。 |
授業の目標(講義概要) |
少年非行や家族紛争が司法過程でどのように扱われるかについて学ぶ。具体的には,少年非行をめぐる司法福祉の実際,家族紛争等をめぐる司法福祉の実際及び司法福祉論の現在について解説する。講義はできる限り具体的事例を織り込みながら進める。 |
授業計画 |
1 司法福祉の基礎概念 (1) 司法福祉とは (2) 家裁の役割と機能 (3) 司法福祉を担う諸機関との協働 2 少年非行をめぐる司法福祉の実際 (1) 少年事件の処理手続 (2) 受理,調査,鑑別,審判,試験観察,処遇 (4) 機関(鑑別所,保護観察所,少年院,児相,児童自立支援施設ほか) 3 現代型非行 (1) 現代型非行の特徴 (2) 類型別非行 @ 暴力非行 A 性非行 B 薬物非行 C いじめ 4 家族紛争等をめぐる司法福祉の実際 (1)司法的機能と人間関係調整的機能 (2) 家事事件の種類 (2)家事調停と家事審判 5 類型別事件処理過程 (1) 夫婦の事件(離婚),(2) 子どもの事件(虐待) (3) 親子の事件(親権者変更,面接交渉),(4) 高齢者の事件(成年後見) 6 司法福祉論の現在 |
評価方法 |
レポート,出席状況及び授業への参加態度により評価する。 |
テキスト |
書名 よくわかる司法福祉 編著者名 村尾泰弘 廣井亮一 ミネルヴァ書房 2500円 |
備考 |