家族援助論 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
217602 | (2) | 人間福祉学科(保育福祉) | 前期 | 4 | 2 | 植田 寿之 |
授業の主題(テーマ) |
子育て支援のための家族援助について理解する |
授業の目標(講義概要) |
1.保育所のもつ「子育て支援」を重要な社会的役割として理解し、児童・親を含めた家族が保育の対象であることを理解する。 2.「子育て支援」は保育所だけでなく、その他の児童福祉施設の親についても同様に必要とされることを理解する。 3.現在の家族を取り巻く社会環境における家庭生活、とくにその人間関係のあり方を理解すること、及びそれをふまえて適切な「相談・助言」を行うことは「子育て支援」のために欠かせないものであることを理解する。 4.1〜3をふまえ、それぞれの家族のニーズに応じた多様な支援対策を提供するため、児童福祉の基礎となる家族の福祉を図るための種々の援助活動及び関係機関との連携について理解する。 |
授業計画 |
1.家族とは何か (1)家族の意味(定義) (2)家族の機能 2.家族を取り巻く社会的状況と支援体制 (1)都市化 (2)核家族化・少子化 (3)男女共同参画社会の進展 (4)家族の福祉を図るための社会資源 3.今日における家族生活(家族関係) (1)夫婦関係(子どもから見た両親のあり方) (2)親子関係 (3)きょうだい関係 4.「子育て支援」としての家族対応 (1)「子育て」からみた家族の課題 (2)子育て支援の意義 (3)子育て支援サービスの範囲 (4)「相談・助言」という「子育て支援」 (5)虐待などへの対応 (6)子育て支援サービスの課題 (7)子育て支援サービスの具体的展開 (8)子育て支援における関係機関との連携 |
評価方法 |
レポート試験(60%)、出席状況と授業への参加態度(40%) |
テキスト |
小田・日浦・中橋編著『家族援助論』北大路書房 |
備考 |