心理学実験T

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
162501 (1a) 人間科学科 通年 2 4 大芝 宣昭・三雲 真理子・阿部 晋吾・村上 幸史

授業の主題(テーマ)
心理学における実験・質問紙調査・観察・評価

授業の目標(講義概要)
心理学における実験、質問紙調査、観察、評価の仕方などに関して実践的に学習する。テーマについて受講者が主体的に参加し、観察、評価、データ収集などを行い、得られたデータを統計学的に解析してグラフや表にまとめ、データの示す内容を考察し、最終的にレポ−トとして仕上げる。

授業計画
【阿部担当分】
社会心理学の代表的な研究手法である観察と質問紙調査を行なう。
◆社会的空間に関する実験的観察
・実験計画の立案
・観察によるデータ収集
・データの入力と分析
◆質問紙調査
・ブレインストーミング、項目選定
・調査票の作成、配布
・データ入力と分析

【大芝担当分】
◆ストループ効果
実験の実施
データの分析
図表の作成
レポートの執筆
◆視覚探索
実験の実施
データの分析
図表の作成
レポートの執筆
◆心的回転
実験の実施
データの分析
図表の作成
レポートの執筆

【三雲担当分】
◆学習の上昇過程に関する実験
・実験、調査内容、実験計画の説明、実験準備
・実験(データの収集)
・データ整理・分析・図表の作成・考察
・レポート作成の注意点などの説明
・レポート作成

◆知覚の錯覚に関する実験
・実験、調査内容、実験計画の説明、実験準備
・実験(データの収集)
・データ整理・分析・図表の作成・考察
・レポート作成の注意点などの説明
・レポート作成

◆記憶に関する実験
・実験、調査内容、実験計画の説明、実験準備
・実験(データの収集)

評価方法
出席状況とレポート提出(調査や実験への参加が大変重要な科目です。またレポートは必ずすべて提出してください)

テキスト
「心理学論文の書き方」 松井豊著 河出書房新社 ¥1600(税別)

備考
受講生全員を4グループに分ける。各グループは、4教員のテーマの内、前期2教員のテーマ、後期2教員のテーマをオムニバス形式で受講し(グループによりテーマ受講の順序が異なる)、前後期通して全教員のテーマを受講することになる。詳細は年度初めに知らせる。

 
 参考文献

 「心理学 実験・研究レポートの書き方」
  B.フィンドレイ著 細江達郎 細越久美子訳 北大路書房 ¥1300(税別)