家族社会学

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
151151   人間福祉学科 前期 2・3・4 2 橋本 有理子

授業の主題(テーマ)
家族の存在意義について考える

授業の目標(講義概要)
家族とは、社会生活を営む上での基本的な単位として位置づけられている。しかし、血縁、地縁の希薄化が叫ばれ、家族の存在意義に関して問われている現在、家族を様々な角度から見つめ直すことは重要であるといえる。したがって、本講義では、家族の歴史的背景もふまえながら、家族の現在、未来について考える機会としたい。また、家族の弱さ、もろさだけに着目するのではなく、その持てる強さについても考えていきたい。

授業計画
テキスト、資料を交えながら、下記のテーマにそって講義する。
      @オリエンテーション
      A家族とは何か―核家族、世帯と類型―
      B家族形態・機能の変化から生じる問題とは何か(1)
      C家族形態・機能の変化から生じる問題とは何か(2)
      D家族の役割・勢力・情緒構造(1)
      E家族の役割・勢力・情緒構造(2)
      F家族の役割・勢力・情緒構造(3)
      G家族のライフサイクル(1)
      H家族のライフサイクル(2)
      I結婚と離婚
      J子どもの養育と社会化(1)
      K子どもの養育と社会化(2)
      L中高年期における家族の現状と課題(1)
      M中高年期における家族の現状と課題(2)
      N期末試験

評価方法
出席点と期末試験で評価する

テキスト
『新しい家族社会学(四訂版)』森岡清美・望月 嵩著 培風館 1750円(税別)

備考
参考文献は講義の中で随時紹介する