日本文化史B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
142551   比較文化学科 前期 1・2・3・4 2 荻田 清

授業の主題(テーマ)
「歌舞伎の歴史」

授業の目標(講義概要)
内容:「かぶき」から「歌舞妓」、そして「歌舞伎」へ。歌舞伎400年の歴史を広く見渡しながら、その時代時代との関わりをも考える。それぞれの時代を代表する役者の事績、興行の形態などを説明し、できればビデオ鑑賞も含めて、歌舞伎鑑賞の手引きともなるように工夫したい。本年度は江戸時代後期から現代までの歌舞伎を、「笑い」の要素に絞り込んで見てみたいと思う。

授業計画
1、歌舞伎概史
2、三代目中村歌右衛門
3、映画「男の花道」
4、とぼけ梅玉と俄
5、歌右衛門の子供役………大石摺桜花短冊
6、歌右衛門の滑稽狂言………乳貰い
7、道頓堀の笑いの王者………中村友三
8、見立番付の効用と限界
9、友三の当り役………祐仙、忠臣蔵四役
10、鶴屋南北の笑い………東海道四谷怪談@
11、  〃    ………   A
12、  〃    死の世界の茶化し
13、狂言の歌舞伎化 
14、試験
15、ビデオ鑑賞

評価方法
授業態度(出席、提出物含む)〔30%〕、学期末テスト〔70%〕

テキスト
『笑いの歌舞伎史』荻田清、朝日新聞社、1260円

備考