日本文化B |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
142351 | 比較文化学科 | 後期 | 1・2・3・4 | 2 | 柳田 洋一郎 |
授業の主題(テーマ) |
芸能は目にし耳にしないと理解しがたい。少しはマネをしてみるのもよい。現物は無理だとしても映像で体験しよう。 |
授業の目標(講義概要) |
芸能は人に見せるものと考え方がちだが、実は神仏や霊魂という不可視の存在に見せるものである。だから大まじめに狂態を演じるわけである。このことは芸能が大衆的になってもかわることはない。演じる者の背後に不可視の存在を感じて金品を供えるわけである。商人と顧客のように演者と観客が向き合っているのではない。神の祝福と人の供物という双方向の交通が交換以前のかたちとして現れるのが芸能である。こうしたおおざっぱな定義では納得しない人もいるだろうが、商品以前すなわち資本主義以前のやりとりとは芸能だったのであり、芸能はそのようなものとしてある。 |
授業計画 |
第1週 大元神楽 第2週 オシラ祭文 第3週 踊り念仏 第4週 舞楽 第5週 能 第6週 歌舞伎 第7週 歌舞伎 第8週 絵解き 第9週 節談説教から落語へ 第10週 桂米朝の芸 第11週 桂枝雀の芸 第12週 千秋万才 第13週 万才から漫才へ 第14週 漫才からマンザイへ 第15週 レポート提出 |
評価方法 |
出席20%、レポート80% |
テキスト |
備考 |