比較文化概論

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
140001   比較文化学科 前期 1 2 三木 雅博

授業の主題(テーマ)
日本文化の形成と中国文化

授業の目標(講義概要)
江戸時代以前の日本の文化の形成には、中国の文化が大きな役割を果たしたと言われている。では、実際にはどのような形で中国の文化は流入し、どのように日本の文化に影響を与えたのだろうか。この授業では下の二つのテーマに絞って、主に古代の日本文化と中国文化の関係を考える。

  1.漢字文化の流入と日本の文化−東アジア漢字文化圏の中で

  2.遣唐使と遣唐使がもたらした文化−遣唐使を見直す

授業計画
各テーマについて、以下の内容で講義する

 1.漢字文化の流入と日本の文化−東アジア漢字文化圏の中で
    ・弥生時代−使われなかった漢字 
    ・古墳時代から飛鳥・奈良時代にかけて−日本人、漢字を利用する
    ・奈良時代から江戸時代−日本の文章の展開
    ・東アジア世界の中での漢字文化

 2.遣唐使と遣唐使がもたらした文化−遣唐使を見直す
    ・遣唐使の歴史とその実態
    ・天平文化の国際性

評価方法
出席と最終授業時に行うテストによる(授業中に小提出物を提出してもらう場合がある)。比率は出席40%、テスト60%。

テキスト
プリントを配布する。

備考