(共)日本児童文学講義B

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
133851   児童文学科 前期 3・4 2 畠山 兆子

授業の主題(テーマ)
日常的に私たちを取り巻く<物語>の検討を画像を使って考える

授業の目標(講義概要)
私たちを日常的にとりまく「語り出されるもの」としてのメディアをとりあげる。私たちはある物語を快いと受け止め、ある物語を受け付けない。そこには個人的な好みを超えた、社会文化的な営みが行われている。この授業では、テレビ・アニメーションの物語を、私たちが、どのように再構成して理解しているかを、自己認識の過程として、画像を操作することで考えることを最終目標としている。

授業計画
 1 メディア・ミックス型物語環境
 2 身の回りの<物語>の発見
 3 写真を読む
 4 写真は物語る
 5 昔話の再話
 6 物語キャンペーン
 7 キャラクターの魅力
 8 パロディを作る
 9 テレビ・アニメーションの表現手法
10 テレビ・アニメーションの予告編を作る
11 課題説明、相談

評価方法
授業中の提出物、出席、課題を総合して評価する。
授業中にパソコンを使うことはないが、課題はフロッピー等で提出してもらう。

テキスト
松山雅子編他著『自己認識としてのメディア・リテラシー』教育出版 定価 2300円+税(授業中の販売 2000円)

備考
進行状況により変更する場合がある。