日本児童文学前史演習U |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
132501 | 児童文学科 | 通年 | 3 | 2 | 加藤 康子 |
授業の主題(テーマ) |
近代以前日本児童文学の研究 その1 |
授業の目標(講義概要) |
近代以前日本児童文学の研究の様々な方法を具体的な作品研究を通して学んでいく。前期は、まず、研究課題の考え方を創作や伝達も視野に入れて探ることから始める。次にはちかづきの物語を中心にして、御伽草子、草双紙などを講読、分析すると共に、同類作品の系譜や先行研究の整理をしていく。後期は、桃太郎話・金太郎話・かちかち山話・舌切雀話・浦島太郎話・鼠の嫁入り話から1つを選び、各自が前期に習って研究していき、口頭発表から論文にまとめていく。 |
授業計画 |
以下の項目にしたがって授業を進める。 1.研究課題の考え方 2.はちかづきの物語について @御伽草子(渋川版)の講読と分析 Aはちかづきの物語の系譜 Bはちかづきの物語の先行研究 C室町時代物語の講読 D草双紙の講読 E近現代のはちかづきの物語の講読 F注釈と比較 G考察 3.近代以前日本児童文学の研究 @テーマの選択 A系譜と先行研究の整理 Bテキストの選択と講読 C注釈と比較 D考察 E論文の構成と表現 |
評価方法 |
1.参加状況 2.口頭発表 3.レポート(論文) を総合して評価する。 |
テキスト |
備考 |