研究演習日本文学 |
授業コード | 受講区分 | 学科 | 授業期間 | 履修年次 | 単位 | 担当者 |
117051 | (1) | 日本文学科 | 通年 | 3・4 | 2 | 中川 正美 |
授業の主題(テーマ) |
源氏物語総角巻を読む |
授業の目標(講義概要) |
源氏物語の第三部、宇治十帖に入ると、言語が透明になると説かれる。舞台は宇治に移り、没落した宮家の姫君と出生の秘密におののく薫がめぐりあう。そこにどのような世界が拓かれていくのか。第二部よりもさらに深く、人間の内面に分け入り、個人の運命を人と人の関わりのなかで追究していく第三部のうち、本年は総角巻を取り上げ、宇治の姉妹と薫・匂宮との四人で作りなす平行四辺形のように揺れていく人間関係を、文脈を細かに読みながら読み進めていく。 |
授業計画 |
T 演習の目的と方法 U 源氏物語について V 総角巻について W 図書館で資料収集の説明と実習 X 発表 Y 先行論文講読 Z 前期のまとめ [ 後期の演習の目的と方法 \ 先行論文輪読 ] 発表 ]T総角巻の問題 ]U本年度演習のまとめ |
評価方法 |
前後期一回ずつの発表に討議への参加、出席で三〇%、レポートで七〇% |
テキスト |
備考 |
プリントを用いる。源氏物語のあらすじは把握しておきましょう。 |